5月17日
「心の苦しみは心みずからが知る、その喜びには他人はあずからない。」箴言14:10
苦しみや喜びは心で感じ、知るものです。同じことであっても、人によって感じることが違います。苦しみや喜びはその人自身のことであって、他者は感知しえません。推測に基づいて同情はできても、共感し共有することは不可能です。その意味で、人は孤独だといえますが、神様は私たちの心の隅々まで知っておられます。これこそ私たちの慰めであり、励ましです。苦しみが自分だけであるとすれば、喜びもまた自分だけのものです。(KE)