10月17日
「なにゆえあなたはわたしを胎から出されたか、わたしは息絶えて目に見られることなく、胎から墓に運ばれて、初めからなかった者のようであったなら、よかったのに。」ヨブ10:18-19
これはヨブの言葉ですが、これほど絶望的な嘆きはありません。長い人生のなかで、人はかならずこのような心境に落ち込みます。確かに、その思いは理解できますが、そこに神様の主権、絶対者に逆らおうとする自我の力が働いています。所詮、人は被造物であり、どのような取り扱いを受けても当然です。今あるは神様の慈しみ、憐れみです。(KE)