7月21日
「涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る。種を携え、涙を流して出て行く者は、束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう。」詩篇126:5-6
まもなく収穫の秋を迎えます。たわわに実った稲を刈り取る喜びはどんなに大きなものでしょうか。しかし、その喜びの裏には涙の労苦があります。昨今の風潮は苦労せずに喜びの結果だけを得ようとしますが、その喜びは内容のない、軽薄なものです。たとえ苦しく、辛くとも、涙しつつ種まく者は、濃厚な喜びを味わい、次なる収穫へ労苦をいとわなくなります。(KE)