2月21日
「たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである。」ルカ12:15b
人は生きるために、有形無形を問わず、いろんな物を沢山蓄えます。日本は戦後無一物になり、そこから生きるために物質的な豊かさを求めました。その結果、拝物主義、拝金主義が横行するようになり、少しでも欠乏するとパニックに襲われます。物に代表される外的な生活条件は恒久的なものではなく、脆くも壊れ、失われるものです。地震や洪水に見舞われる時、人は何によって生きるものであるか、問われます。(KE)