不本意に従わなければならない方もいます

4月1日

「すると、御座にいますかたが言われた、『見よ、わたしはすべてのものを新たにする』」。黙示21:5a

 いよいよ今年も4月となりました。この季節は「フレッシュ」と言う言葉がよく似合います。進級、卒業、入学、入社など、すべての人は新しい生活の変化を感じるときです。ただ喜んでばかりにはいきません。意に沿わない、不本意な結果に従わなければならない方も多くいます。しかし、どんな事であっても、神様の為さる業であることを覚えておいてください。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書19章

ルカによる福音書23章

悩みに助けがあれば恐れる事はいりません

3月31日
「わが魂はもだしてただ神をまつ。わが救は神からくる。神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしはいたく動かされることはない」。詩篇62:1-2

 困難や悲しい出来事など、患難がなければと願います。しかし、多くの場合、願いもむなしく悲嘆にくれることになります。となれば、悩みを避けるのではなく、その事の中にあって助けがありさえすれば、何物も恐れることはいりません。主はまさに私たちの救い主です。この方が守ってくださると信じるなら、どんなことも恐れることはありません。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書18章

ルカによる福音書22章

大切なのは、表に現れない心の中の事です

3月30日

「愚かな者は心のうちに『神はない』と言う。彼らは腐れはて、憎むべき不義をおこなった。善を行う者はない」。詩篇53:1

 公然と「神はない」と言う人はいないでしょう。世間をみると、神社仏閣が軒を連ね、年間の神事や法事が守られ、信心深い人々に見えます。大切なのは、表に現れない心の中のことです。宗教行事が滞りなく行われても、日々の生活のなかで神様を畏れる歩みがなされているか、これが問われています。自らを省みて、人の本分である神を畏れる歩みをしたいものです。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書17章

ルカによる福音書21章

私達の考える事、思う事を支配してきます

3月29日

「愛する者たちよ。すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい」。第一ヨハネ4:1

 世には様々な霊が私たちの心に働いていろんな思いを投げ込みます。私たちの考えること、思うことを支配してきます。ただし、すべての霊が悪ではありません。「知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、主を知る知識と主を恐れる霊」と言われる霊は神様からの霊です。神様を畏れる霊に心のすみずみまで支配していただきましょう。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書16章

ルカによる福音書20章

神様の裁きに委ねることが最善の道です

3月28日

「善をおこなって苦しむことは―それが神の御旨であれば―悪をおこなって苦しむよりも、まさっている」。第一ペテロ3:17

 この世にあって、公平・正義を求めても得られません。ましてや、善をおこなって正当な評価を期待しても失望に終わります。ただ神様は義なる方です。この方の裁きに委ねることが最善の道です。神様のみ旨であると信じるなら、躊躇せず行動すべきです。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書15章

ルカによる福音書19章

約束を信じて先を望み見ることができます

3月27日

「その日には、天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう。しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる」。第二ペテロ3:12b-13

 「その日」とは終末の日のことです。その日その時がいつであるか、誰も知りません。しかし、その日は必ず来ると繰り返し語られています。神様のみ心は計り知れませんが、いつどのような事態が起ころうと、神様の約束を信じて先を望み見ることができます。「その日」は終わりであるとともに、新しい始まりでもあるからです。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書14章

ルカによる福音書18章

人は神様に適うことはできません

3月26日

「この神こそ、その道は完全であり、主の言葉は真実です。主はすべて寄り頼む者の盾です」。詩篇18:30

 神様と人とは対立する関係ではありません。神様は全能者であり、万物の創造者です。人がどんな事をしてみても、この方に適うことはできません。この方を離れるなら、人は不完全な者となり、また不真実なものとなります。常に主を前に置き、そのみ言葉に従う時、造られた者の使命が全うされるのです。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書13章

ルカによる福音書17章

神様は近くあって欲しいと願っています

3月25日

「見よ、あなたに遠い者は滅びる。あなたは、あなたにそむく者を滅ぼされる。しかし神に近くあることはわたしに良いことである」。詩篇73:27-28a

 世間では、神様は何をされるか分からないから、出来るだけ遠くに祀るそうです。人は自分のために必要な時だけ、神頼みとなりますが、神様は出来るだけご自分に近くあって欲しいと願っています。神様は愛に満ちた方ですから、決して懲らしめたり、祟ったりはしません。十字架を立てて、ご愛を見せてくださいます。神様の懐に飛び込んでください。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書12章

ルカによる福音書16章

主が望んでいるのは「聞き従う」ことです

3月24日

「わが民よ、聞け、わたしはあなたに勧告する。イスラエルよ、あなたがわたしに聞き従うことを望む」。詩篇81:8

 神様が私たちに求めていることは、高価な捧げものでもなく、犠牲献身の行いでもありません。主が望んでいるのは「聞き従う」ことです。私たちは自分の願いや求めることを語るには熱心ですが、どれほど主の声を聞いているでしょうか。今一度、自らを省みて、主のみ声を聞こうではありませんか。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書11章

ルカによる福音書15章

実を結ばなくては、無駄になるだけです

3月23日

「また、いばらの中にまかれたものとは、御言を聞くが、世の心づかいと富の惑わしとが御言をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである」。マタイ13:22
 
 どんなに良い言葉であっても、それが心の中に留まり、成長して実を結ばなくては無駄になるだけです。私たちを取り巻く世界は誘惑の多いところです。そのためせっかくの言葉が消えてしまうのです。普段の生活のなかで聞こえてくる雑多な言葉を取捨選択するよう十分に気をつけたいものです。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書10章

ルカによる福音書14章