その罪科を負って下さったのが、主イエス・キリストです

12月6日
「さらに、わたしたちが罪に死に、義に生きるために、十字架にかかって、わたしたちの罪をご自分の身に負われた。その傷によって、あなたがたは、いやされたのである。」第一ペテロ2:24

人は大なり小なり、罪をもって生きているものです。一点の曇りもない人はいません。その罪科を負って下さったのが、主イエス・キリストです。自分の足らなさ、意地悪な心、ゆがんだひねくれた心、全てを赦して下さるために、今日も十字架が立てられているのです。(KE)

この十字架上での言葉によってあなたも赦され今日あるのです

12月5日
「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」マルコ15:34

罪のない神の御子であるイエス様は、私達全ての人の罪を負うてくださって、父なる神様からの刑罰を受けて下さいました。肉体的な苦痛も大変でしたが、父なる神様との交わりを断たれる苦痛ほど耐え難いものはありません。この十字架上での言葉は、文字通り、神様に捨てられた者の叫びです。それによって、あなたも赦され、今日あるのです。(KE)

弁解をしないのは、全能の神様にゆだねきっていたからです

12月4日
「ののしられても、ののしりかえさず、苦しめられても、おびやかすことをせず、正しいさばきをするかたに、いっさいをゆだねておられた。」第
一ペテロ2:23

イエス様は十字架に掛けられる前、総督ピラトや大祭司カヤパなどの詮議を受け、様々な告発を受けましたが、一言も弁解をしません。それは全てを知り、全てのさばきをなす全能の神様にゆだねきっていたからです。神様は公平にして、公正な方。かならず、報いてくださいます。神様の裁きがあることを信じましょう。(KE)

何よりも神様はあなたを限りなく愛しておられます

12月3日
「人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。」詩篇8:4

天地万物の創造者でいらっしゃる神様が、私達に目を留め、心を配って顧みて下さるとは、なんと驚くべき事でしょうか。あなたがどのような状態にあろうとも、全てを知りたもう主は、あなたの事を決して忘れることも、放置することもなさらないのです。何よりも神様はあなたを限りなく愛しておられます。目に見える状況に左右されず、主のみ手を信じて委ねましょう。(KE)

人は強情ですから、経験しなければ悟ることができません

12月2日
「わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からお救いください。」マタイ6:13

やけどをしなければ火の危険が分からないとしたら、愚かです。しかし、人は強情ですから、自分が経験しなければ悟ることができません。私達はそのような者ではないでしょうか。愚かさを繰り返さないためにも、危険や悪を避けることが出来るように、智恵を与えられたいものです。そのために、日々、謙虚な心になって、この事を祈ろうではありませんか。(KE)

美しい心は、素直な砕かれた柔らかい謙遜な心です

12月1日
「あなたがたの中に、罪の惑わしに陥って、心をかたくなにする者がないように、『きょう』といううちに、日々、互に励まし合いなさい。」ヘブ
ル3:13

人の美しさは容貌や外見、見栄えではありません。本当の美しさは心がどうであるかによります。その結果が外にも現れるのです。美しい心は、素直な、砕かれた、柔らかい謙遜な心です。強情で、ひねくれて、冷ややかな心ほど醜いものはありません。神様のことばに素直になれるかどうか、自らの心を探って下さい。(KE)

あなたが見ているものにあなたの心があります

「目を高くあげて、だれが、これらのものを創造したかを見よ。」イザヤ40:26a

あなたは何を見ていますか。見ているものにあなたの心があります。とかく、日常生活では些細な事ばかりに心が奪われて、大切なことを見逃してしまいます。目の前の出来事がとてつもなく大きな山のように思って、悩んでみたり、どうでも良いことにこだわって、身動きが出来なくなっていませんか。どうぞ、目を高く上に向けて下さい。森羅万象を創造した神様のみ手が見えませんか。(KE)

まったく新しいものに変わるのはなかなか難しいことです

11月29日
「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない。」ヨハネ3:3

何かの決意を表すとき、「死んだ気になって」とか「生まれ変わって」などと言いますが、まったく新しいものに変わるのはなかなか難しいことです。死んで生まれ変わることが出来れば、これほど確かなことはありません。実はその道があるのです。イエス様はあなたのために、死んで葬られ、よみがえった方です。この方に結び付くとき、あなたも生まれ変わるのです。(KE)

主は全ての試練にあわれ、弱さを知って下さる方です

11月28日
「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」マタイ11:28

苦しみ、悩み、悲しみにあるどんな人でも、イエス様のもとに来なさいと招いてくださっています。人に打ち明けても、分かってもらえません。しかし、主は全ての試練にあわれ、弱さを知って下さる方です。主はあなたのどんな悩みでも、悲しみでも知って、慰め、力を与えてくださいます。遠慮しないで、主を呼び求め、その恵みを受けて下さい。(KE)

常日頃から真の神様を頼る人は幸いです

11月27日
「主をおのが頼みとする人、高ぶる者にたよらず、偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。」詩篇40:4

人は何かを頼らなければ立っていくことができません。お金を頼り、医者をたより、友達をたより、親たちや子供を頼りとする等です。確かに、
こういうものも大切ですが、あなたを支えるものではありません。「苦しいときの神頼み」と言いますが、「苦しいとき」に神様を頼るのはもちろんですが、それだけではなく、常日頃から真の神様を頼る人は幸いです。(KE)