その人の能力の程度に与え、また要求なさるのです

11月5日
「多く与えられた者からは多く求められ、多く任せられた者からは更に多く要求されるのである。」ルカ12:48b

全ての人に等しくすることが平等だと思われています。しかし、神様の取扱はそうではありません。それぞれの人の能力に合った程度にしたがって、与え、また要求なさるのです。同じ事をしても、ほめられる人とそうでない人がいます。神様の期待が大きいとも言えましょう。他者と比べることはできません。委ねられた自分の分を尽くすこと、これが全てです。(KE)

驚くべき結果は、主の言葉に素直に従ったからです

11月4日
「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう。」ルカ5:5

イエス様がペテロに、網をおろして漁をしなさいと言われたときの、彼の答えです。彼は生まれながらの漁師でした。イエス様は素人ですが、主の言葉を信じて網をおろしたところ、沢山の魚が捕れました。驚くべき結果を得た秘訣は、主の言葉に素直に従ったからです。あなたが主の言葉を信じて、従うとき、今日も奇跡に出会うことができます。(KE)

神様の手にあることを認めるとき平安と安心が得られます。

11月3日
「あなたがたは立ち返って、落ち着いているならば救われ、穏やかにして信頼しているならば力を得る。」イザヤ30:15

これはあなたが幸いになる秘訣です。神様に立ち返るとは、自分の一切が神様の手にあることを認め、信じることです。そのとき、目の前の事情や境遇がどんなであっても、平安と安心が得られます。すべてを支配なさる神様が、時を定めて、驚くことをしてくださるのです。うろたえず、焦らず、つぶやかず、神様を信頼し続けてください。(KE)

主は全て知って、あなたの荷を負ってくださいます

11月2日
「日々にわれらの荷を負われる主はほむべきかな。神はわれらの救である。」詩篇68:19

あなたが苦しみや悩みにあるとき、それを担っているのは自分一人だと思いこんでいませんか。だれも私のことを知っていないと。しかし、みことばにあるように、実は神様があなたの重荷を負ってくださっているのです。例え、他人があなたの思いを知らなくても、主は全て知り尽くして、なおあなたの荷を負ってくださいます。泣き言をいわずに、主と共に負って行こうではありませんか。(KE)

人が人として活きる場所は神様のところです

11月1日
「主なる神は人に呼びかけて言われた、『あなたはどこにいるのか』。」創世記3:9

人はその造り主である神様を離れてしまい、浮き草の如く、根のない存在となってしまいました。その為、世は混乱と混沌、秩序の成り立つ基盤を失っています。人が本来おるべき所に戻らないかぎり、平安と安心は得られません。人が人として活きる場所、それは神様のところです。神様に造られ、生かされ、愛されている自分であることを信じて、神様につながるよう努めましょう。(KE)

神様の息吹が死んだとき人は真に生きているとは言えません

10月31日
「ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。」伝道12:7

人は土のちりで造られ、そこへ命の息を鼻に吹き入れられて生きた者となったと聖書に述べられています。確かに、肉体は土に還元されますが、それで全てが無になっておしまいとはなりません。神様の息吹によって養われる霊があります。それは不滅です。この霊が死んだ状態になっているとき、人は真に生きているとは言えません。絶えず、神様から命を吹き入れられ、魂が霊によって生きることが大切です。(KE)

あなたが心を主にむけて求めるとき、応えてくださるのです

10月30日

「主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。これは朝ごとに新しく、あなたの真実は大きい。」哀歌3:22-23

どんな境遇に置かれても、主のご愛と憐れみを絶えず覚えるとき、平安と望みが与えられます。あなたが心を主にむけて求めるとき、必ず真実に応えてくださるのです。しかも、それには賞味期限はありません。毎日、新しい、新鮮な恵みを注いでくださいます。しかも、主は約束に忠実な方。今日も、主を求めて、励まされて歩んでください。(KE)

残された旅路に必要なものは僅かです

10月29日
「わたしたちは、何ひとつ持たないでこの世にきた。また、何ひとつ持たないでこの世を去って行く。」第一テモテ6:7

地上の生活は旅先のようなものです。しかも、手ぶらで来て、滞在地ですべての必要なものを調達します。また、そこに全部置いて帰るのです。だから、今日必要なものだけで十分です。いつまでも居るもののごとく積み蓄えるほど愚かなことはありません。残された旅路に必要なものは僅かです。神様は乏しからず、余ることなく、あなたに備えて下さいます。(KE)

本来、人としての生き方は、神様に喜ばれることが重要です

10月28日
「主に喜ばれるものがなんであるかを、わきまえ知りなさい。」エペソ5:10

世間では人に喜ばれ、多くの人に賞賛されることが、徳目の一つと考えられているようです。確かにそれは良いことですし、幸いなことでしょう。しかし、本来の人としての生き方は、神様に喜ばれることが重要で、結果として人に喜ばれることが付随するのです。まず、神様に喜ばれることが何であるかを祈りつつ求めようではありませんか。そのとき、人にも真実に喜んでもらえるのです。(KE)

神様を自分より少しすぐれた方くらいに軽んじていませんか

10月27日
「あなたは知らなかったか、あなたは聞かなかったか。主はとこしえの神、地の果の創造者であって、弱ることなく、また疲れることなく、その知恵ははかりがたい。」イザヤ40:28

神様は森羅万象、全てのものを大能の力で統べ治めておられます。しかし、私達はその方を自分より少しすぐれた方くらいに軽んじていませんか。また、自分のような小さなものに気づいておられないとでも思っていませんか。今日も、尽きることのない主の力があなたに注がれているのです。(KE)