あなたの語る言葉と心が一致することが真実です

7月20日

「あなたがたの言葉は、ただ、しかり、しかり、否、否、であるべきだ。それ以上に出ることは、悪から来るのである。」マタイ5:37

 真実とはあなたの語る言葉と心が一致することです。これがちぐはぐになると偽善者になり、また偽悪者ともなります。真実になり得ないのは、損得利害、世のしがらみ、自分の欲得に迷わされ、「しかり」を「しかり」と言えず、また「否」を「否」と言えないからです。神様は真実な者に報いてくださいます。真実に生きようではありませんか。(KE)

善とは神様のみ心を知り、それに従うことです

7月19日

「善を求めよ、悪を求めるな。そうすればあなたがたは生きることができる。またあなたがたが言うように、万軍の神、主はあなたがたと共におられる。」アモス5:14

 善とは人が考える道徳的な善行、慈善などではなく、神様のみ心を知り、それに従うことです。反対に、悪とは神様を認めず、自分の欲望に生きることです。今日、あなたがなす業、置かれた境遇にあって、祈りつつ、神様のみ心を確信して生きること。これが神様が共にいてくださる生活です。(KE)

祈りつつ途中で信じることを止めてしまいます

7月18日

「そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。」マルコ11:24

 神様を信じて祈るとき、心に疑わないで祈ることが大切です。さらに信じ続けることが大切です。祈りつつも、心のどこかで疑っています。また途中で、信じることを止めてしまいます。そのため中途半端になるのです。どうぞ、かなえられたと、どこまでもとことん信じ続けようではありませんか。(KE)

神様の目にどのように映るかを自分に向けておきたいです

7月17日

「ひとりびとり、自分の行いを検討してみるがよい。そうすれば、自分だけには誇ることができても、ほかの人には誇れなくなるであろう。」ガラテヤ6:4

 岡目八目などとも言われますが、人は自分を客観的に見ることがむつかしいものです。それだけに、意識して自分を厳しく見なければ浮き上がった存在になってしまいます。神様の目に自分がどのようにうつっているか、この視線を自分に向けておきたいものです。そうしなければ、自己満足の独り善がりになります。(KE)

相手に有りのままの自分を知ってもらいたいと願います

7月16日

「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。」詩篇139:23

 親しい関係になると、相手に自分を知ってもらいたいと願います。しかも、有りのままの自分を。隠し事を持っていては親密な関係には成り得ないからです。神様とあなたとの関係はどんな関係でしょうか。何でも知ってもらいたいと言えるのは、相手を深く信頼しているからです。あなたは神様にすべてを知ってもらいたいと願いますか。あるいは隠したいことがありますか。 (KE)

物事自体よりそれを受け止める人の心が問題なのです

7月15日

「あなたがたは、むさぼるが得られない。そこで人殺しをする。熱望するが手に入れることができない。そこで争い戦う。」ヤコブ4:2

 最近の世情を見るとき、いとも簡単に人を殺す事件があまりに多くなっていることに驚きます。全ての“悪”は人の心から生まれてきます。物事自体が悪の力を持つのではなく、それを受け止める人の心が問題なのです。あなたの心が神様の平安と望み、愛と忍耐に満たされ、争うことがないように祈りましょう。(KE)

苦しみの中に耐えて生きる命を満たしてくださいました

7月14日

「わたしはいにしえの日を思い出し、あなたが行われたすべての事を考え、あなたのみ手のわざを思います。」詩篇143:5

 日々忙しくしていると、過去を振り返る暇もありませんが、何かの時に過ぎてきた日をふと思い返すとき、神様が備えられた不思議なわざとしか思われません。今も悩みの中、苦しみの中にあるかもしれませんが、それでも、それらに耐えて生きる命を、主はあなたに満たしてくださいました。そのことを思って、今の状態がどうであれ、神様に感謝したいものです。神様は不思議なわざを備えておられます。(KE)

神様のあなたにとって最善を思い煩っていませんか

7月13日

「きょうは野にあって、あすは炉に投げ入れられる草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。」ルカ12:28

 あなたは何を思い煩っていますか。健康のこと、仕事のこと、老後のこと、家族のことでしょうか。神様はあなたにとって最善をなそうとしておられるのです。それを信じて、今あることを感謝するのが信仰です。思い煩いに満ちるとき、野の花、空の鳥を見て下さい。(KE)

何ゆえあるのかを考えるとき、神様を認めざるを得ません

7月12日

「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。」伝道12:1a

 私は自分が今、この瞬間、生きていることを考えると、不思議な思いがします。いつもは当たり前のこととして、そんなことを考えもしません。一体、何によって、何ゆえ「ある」のか、それを考えるとき、結局、全ての根源であり、始まりである神様を認めざるを得ません。自分が造られたものであると認めるとき、創造者の存在が明らかになります。今日も、造り主の意図と意志に導かれているのです。(KE)

人は変わりやすいものだからです

7月11日

「しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。」黙示2:4

 世間でも「初心忘るべからず」と言われます。それだけ人は変わりやすいものだからです。何事も、初めのうちは感激や感動、喜びと望みに満ちていますが、事に馴れてくると緊張がゆるみ、初々しい初めの心が失われてきます。そのことを自覚して、常に「初めの愛」を取り戻すように自ら努めたいものです。夫婦の関係でも、仕事の事でも、人との関係でも。(KE)