雀ですら、神は御心に従って扱ってます

12月13日

「二羽のすずめは一アサリオンで売られているではないか。しかもあなたがたの父の許しがなければ、その一羽も地に落ちることはない」。マタイ10:29
 
 すずめはその存在が値打ちの無い生き物です。しかし、そのようなものすら、父なる神様は御心に従って取り扱っておられます。ましてや、彼らよりもはるかに優れたものです。ご愛に満ちた父なる神様は私たちのすべてを知り、最善をもって取り扱っておられます。ひとり子の命を惜しまないで愛して下さる神様に委ねましょう。(KE)

今日の通読箇所

詩篇111篇

ヤコブの手紙1章

主は今もあなたと共に嵐の中に居られます

12月12日

「そこで弟子たちはみそばに寄ってきてイエスを起し、『主よ、お助けください、わたしたちは死にそうです』と言った」。マタイ8:25

 ガリラヤ湖を舟で渡っているとき、突然大嵐に見舞われます。イエス様は眠っておられました。弟子たちは恐怖のあまり、主を起します。このとき、弟子たちの願いに応えて嵐を鎮めた主は今もあなたと共に嵐の中に居られるのです。どんなに激しい風雨が襲って来ようと、主と共にいることを信じるなら、主はあなたの信頼に答えてくださいます。(KE)

今日の通読箇所

詩篇110篇

へブル人への手紙13章

真の神様の見える形が、イエス様です

12月11日

「御子は、見えない神のかたちであって、すべての造られたものに先だって生まれたかたである」。コロサイ1:15

 神様を肉眼で見た人は誰もいません。そのため、人は神を様々な物象によって偶像化してしまいます。真の神様を見える形であらわされたのが、イエス様です。主は万物の創造に先だって造られた神の分身です。しかも、万物創造のとき、主もまた神の同僚者として創造のわざに加わっておられたのです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇109篇

へブル人への手紙12章

私達の目的は、神の御国の民となる事です

12月10日

「主のみこころにかなった生活をして真に主を喜ばせ、あらゆる良いわざを行って実を結び、神を知る知識をいよいよ増し加えるに至ることである」。コロサイ1:10

 信仰に生きる人生は、肉体の衰えと共に消え去るものではありません。内なるものが主の姿に似るまで、造り変えられるためです。私たちの人生の目的は、永遠の御国の市民となることです。故に、最後の息を引き取るまで、変えられるのです。今日も主の御心に叶った者により一層近づきたいものです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇108篇

へブル人への手紙11章

彼が見ていたのは、背後のイエス様です

12月9日

「しかし、彼は聖霊に満たされて、天を見つめていると、神の栄光が現れ、イエスが神の右に立っておられるのが見えた」。使徒7:55

 ステパノの殉教の姿です。激しい怒りに狂った群衆は彼を石打ちしようと押し迫ってきます。彼が見ていたのは、向かってくる群衆の姿ではなく、それらの背後に立っておられるイエス様です。主を見て、勇気と平安を得たのです。山積する問題や厄介な人を見るのではなく、主を見ようではありませんか。(KE)

今日の通読箇所

詩篇107篇

へブル人への手紙10章

信仰に立たなければ空疎な人生を送ります

12月8日

「ペテロが言った、『金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい』」。使徒3:6

 金銀がなければ生きることができないと、人は思います。しかし、真に「歩く(生活する)」には、イエスをキリストと信じる信仰に立たなければ、実の無い空疎な人生を送るしかありません。今、あなたは何をもって生きる喜びとしていますか。(KE)

今日の通読箇所

詩篇106篇

へブル人への手紙9章

“どうして”の問いに質問責めにします

12月7日

「わたしは知ります、あなたはすべての事をなすことができ、またいかなるおぼしめしでも、あなたにできないことはないことを」。ヨブ42:2

 ヨブは神様を畏れ、正しい人でした。ところが、突然、様々な災いに会い、悶々と悩みます。 “どうして”との問いに、神様はヨブを質問責めにします。その結果、神様は全能者であり、どんなことでも自在になし得ることを知ります。神様の為さることに人は一切口を挟むことは出来ません。「どうして」と問う時、あなたが神様になっているのです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇105篇

へブル人への手紙8章

神に自らを任せた時、平安に包まれました

12月6日

「神には、なんでもできないことはありません」。ルカ1:37

 思いがけない知らせに驚き、当惑し、ついには怒りをも覚える事態に、マリヤさんは遭遇します。心は大嵐に翻弄され、生きた心地もしません。しかし、み使いの言葉によって、マリヤさんが全知全能の神の手に自らを投げ出した時、全き平安に包まれました。あなたが受け入れがたい悩みに振り回されているなら、全能の神様に自分のすべてを明け渡しましょう。(KE)

今日の通読箇所

詩篇104篇

へブル人への手紙7章

神から恵みを頂く時、高慢では頂けません

12月5日

「神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである」。第一ペテロ5:5b

 他者から好意を受ける場合、高慢な態度ではいただけません。水は高いところから低いところへと流れます。神様からの恵みを頂くときも同じです。カナンの女は犬呼ばわりされても、自らを小犬になりきって主の恵みを求めました。心を一つ思いにして謙遜になって願うなら、必ず応えてくださいます。(KE)

今日の通読箇所

詩篇103篇

へブル人への手紙6章

神が拠り所ならどんなに心強い事でしょう

12月4日

「わが身とわが心は衰える。しかし神はとこしえにわが心の力、わが嗣業である」。詩篇73:26

 人は年ごとに衰えていきます。またそれと共に心も力を失ってしまいます。そのような時に拠り所となり、欠けたところを補ってくれるものがおられるなら、どんなに心強いことでしょう。しかも、それが神様であるなら、これ以上のものはありません。人や物事に頼っているかぎり、確固たる安心は得られません。(KE)

今日の通読箇所

詩篇102篇

へブル人への手紙5章