主はあなたと共にいて、真実をつくして下さっています

6月17日

「主は、『わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない』と言われた。」ヘブル13:5b

 神様は真実な方です。約束を破るようなことはなさいません。人は不真実ですから、言葉と行いがバラバラになります。神様もそのような方と思いがちです。しかし、主はあなたを限りない愛で愛して下さるばかりか、あなたがどんな人間であっても、主はあなたと共にいて、真実をつくして下さっています。目には見えませんが、あなたのそばに主はおられます。(KE)

神様の約束の言葉を信じ続けることです

6月16日

「彼はこの神、すなわち、死人を生かし、無から有を呼び出される神を信じたのである。」ローマ4:17b

 信仰の父、アブラハムについて語られた言葉です。彼は見えるところが失望するほかない状態であっても、神様の約束を信じ続けて、揺るぎませんでした。そのために、神様に義なる人と認められたのです。今日もあなたに神様が求められることは、まさにこのこと、神様の約束の言葉を信じ続けることです。状態がどうであれ、“愛している”との言葉を信じてください。(KE)

試練に会うとき、「目をあげて」天を見上げて下さい。

6月15日

「わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。わが助けは、天と地を造られた主から来る。」詩篇121:1-2

  試練に会うとき、心はうなだれて、力を失い、失望と落胆に沈みます。そのとき、「目をあげて」天を見上げて下さい。悠久の宇宙を創造し、いまも全てのものをご支配なさる神様に心を向けて下さい。主なる神様はあなたの苦しみを知り、目をとめておられます。しかも、限りない愛を持って。主からの助けを信じ、待ち望みましょう。(KE)

イエス様は今日も「それをここに持ってきなさい」と言われます

6月14日

「イエスは言われた、『それをここに持ってきなさい』。」マタイ14:18

 五つのパンと魚二匹で五千人以上の人々を養われたことがありました。一食分にしかならない僅かなものを、主は「ここに持ってきなさい」といわれます。こんなものが何の役に立つか、と思うことがしばしばありますが、イエス様は今日も「それをここに持ってきなさい」と言われます。「こんなものが」と思うものを、主の手に捧げようではありませんか。主は祝福して、驚くことをなさるからです。(KE)

罪への報復を断ち切ってくださったのです

6月13日

「悪をもって悪に報いず、悪口をもって悪口に報いず、かえって、祝福をもって報いなさい。」第一ペテロ3:9a

 人は自分にされた通りに、仕返しをすることで満足しようとします。時には、受けた以上のことを相手に報復しようとするものです。応酬を繰り返している限り、悪の連鎖から抜け出ることができません。イエス様は人の心にある悪の応酬から、救い出して下さったのです。命を捨てて、神様のなさる罪への報復を断ち切ってくださったのです。あなたはその祝福を得ているのです。(KE)

神様のご計画の時は人のスケジュールにないものだからです

6月12日

「神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。」ヘブル10:36

 神様を信じ、信頼するには忍耐が必要です。神様のご計画、その時は人のスケジュールにないものだからです。自分の計画やスケジュールに固執するのか、全く神様のなさる業と時を信頼して忍耐するのか、あなたの生き方が問われることです。しかも、この忍耐には素晴らしい結果が約束されているのです。今日も主を信じて、生きようではありませんか。(KE)

あなたの苦しみ悩みを深く知って、助けて下さいます

6月11日

「主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試練の中にある者たちを助けることができるのである。」ヘブル2:18

 相手の苦しみや悩みを共感することは難しいことです。表面的な同情や憐れみを持つことはできますが、相手の心深く知ることはできません。これは人としての限界です。しかし、イエス様はそうではありません。人となり、試練を受け、死の中にまで降って下さった方です。あなたの苦しみ、悲しみ、悩みを深く知って、助けて下さいます。主に打ち明けてください。(KE)

自分の欠点を主からのものとして感謝することです

6月10日

「また、みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである。」第一ペテロ5:5cd

 「謙遜」とは有りのままの自分を認めることです。極端に自己卑下をすることではありません。自分の不足、弱点、欠点を認めると同時に、神様によって与えられている賜物を、主からのものとして感謝することです。もう一つは、全能者である神様に造られたものであること、自分の力で生きられないことを認めることです。(KE)

堅く信じるとき、主は必ず応えて下さいます

6月9日

「あなたは全き平安をもってこころざしの堅固なものを守られる。彼はあなたに信頼しているからである。」イザヤ26:3

 神様を目に見る事も、その声を耳できくこともできません。しかし、神様は大きなご愛をもってあなたを愛しておられることを、見ないで堅く信じるとき、主は必ず応えて下さいます。結果を見たら信じようとしても、信じられません。ただ、一途に信じて、信頼し続けるとき、平安を与え、神様の驚くわざを表してくださいます。忍耐して、信じ続けて下さい。(KE)

必要が満たされている事を認めるとき、感謝が溢れてきます

6月8日

「わたしに賜わったもろもろの恵みについて、どうして主に報いることができようか。」詩篇116:12

 神様はあなたに必要なものを全て備えてくださっていますが、現実の状況を見ると、足らないことばかりに思えます。不足や不満があるのは、与えられたものを当然のことと思うからです。神様の憐れみによって、受ける値打ちも資格もないものに、必要が満たされている事を認めるとき、感謝が溢れてきます。今日も、滅びて当然のものが、生かされている恵みを味わってください。(KE)