今日、あなたは何に価値を見いだし、何を第一にしようとするのでしょうか

11月19日

「聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚になげてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたにかみついてくるであろう。」マタイ7:6

 その事や物の値打ちや価値を正当に評価できない者の愚かさを指摘したものでしょう。大切なものや貴重なものが分からず、つまらないものに熱中しているなら、それだけの人物でしかありません。今日、あなたは何に価値を見いだし、何を第一にしようとするのでしょうか。その判断を間違わないように。(KE)

聖書の言葉は常に歩むべき道を照らし、進むべき方向を教えてくれます

11月18日

「若い人はどうしておのが道を清く保つことができるでしょうか。み言葉にしたがって、それを守るよりほかにありません。」詩篇119:9

 若い人ばかりではありませんが、様々な誘惑にうち勝って自らを常に清く保つには、人の知恵や力では役に立ちません。聖書の言葉は常に歩むべき道を照らし、進むべき方向を教えてくれます。自分の弱さを認めて、み言葉による力を与えられて、世にある様々な欲、肉の欲、目の欲、持ち物の誇りなどにうち勝って下さい。(KE)

心が萎えて、力を失う時、何によって力を得ることが出来るでしょうか。

11月17日

「しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。」イザヤ40:31

 人は生きているかぎり、疲れたり弱ったりします。身体的疲れを取り除く方法はいろいろありますが、ことに心が萎えて、力を失う時、何によって力を得ることが出来るでしょうか。神様に思いを向け、望みを主に置くとき、あなたのうちに力が満ちてきます。み言葉をかみしめ、祈り、讃美して、主に信頼することこそ力です。(KE)

愛されることを通して、初めて愛するようになります

11月16日

「主は、わたしたちのためにいのちを捨てて下さった。それによって、わたしたちは愛ということを知った。それゆえに、わたしたちもまた、兄弟のためにいのちを捨てるべきである。」第一ヨハネ3:16

 人は愛されることを通して、初めて愛するようになります。ですから、主がいのちを捨てて愛して下さったことを深く悟るとき、そのように他者を愛するようになります。他者を愛するとき、自分が愛されていることをさらに深く確かに受け止めることが出来ます。(KE)

あなたにとって、今必要不可欠な是非とも無くてはならないものとは何でしょうか

11月15日

「あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。しかし、無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。」ルカ10:41-42

 「心配」、「思い煩い」は多くのことに心が分散して、あれもこれも大切だと思ってしまい、何が大切であるかがみえなくなる状態です。イエス様は愛するマルタに大切なものは一つだけだと諭しました。あなたにとって、今必要不可欠な是非とも無くてはならないものとは何でしょうか。そこに心を定めてください。そうすればおのずからすべてが整います。(KE)

それほどの犠牲をいとわないで、あなたを愛して下さる神様が惜しむものは、ほかにあるでしょうか

11月14日

「ご自身の御子をさえ惜しまないで、わたしたちすべての者のために死に渡されたかたが、どうして、御子のみならず万物をも賜わらないことがあろうか。」ローマ8:32

 神様はその愛するひとり子、イエス様をあなたの罪の償いとして、世に遣わしてくださいました。それほどの犠牲をいとわないで、あなたを愛して下さる神様が惜しむものは、ほかにあるでしょうか。あなたの求めるところ、願うことに躊躇するでしょうか。主は豊かに、溢れるほどに、惜しみなく与えたもうお方です。(KE)

苦難の中に置かれると、真理を聞き分ける心の耳が開かれるからです

11月13日

「神は苦しむ者をその苦しみによって救い、彼らの耳を逆境によって開かれる。」ヨブ36:15

 世には様々なものがあって、人の心を迷わせ、目を奪い、自分自身の姿すら分からなくしています。そのような虚飾、虚栄を取り去って、真実な自分を取り戻すには、「苦しみ」にあうことが最善です。苦難の中に置かれると、心が砕かれ、神様を謙遜に求め、真理を聞き分ける心の耳が開かれるからです。試練に遭わなければ幸いですが、人は強情で頑なですから、これによらなければ救われません。試練は大きな恵みです。(KE)

信仰生涯のゴールは信仰を最後まで持ち続けなければ得られません

11月12日

「もし最初の確信を、最後までしっかりと持ち続けるならば、わたしたちはキリストにあずかる者となるのである。」ヘブル3:14

 信仰生涯には必ずゴールがあります。そこで栄光を受ける望み、キリストにあずかる望みを抱いて、地上の旅路を進むのです。やがて、この世の使命が終わると、神様の報いを受けます。そのためには信仰を最後まで持ち続けなければ得られません。耐え忍んでゴール手前に来ても、そこで信仰を捨てるなら、全てが無になります。最後まで信仰を持ち続けましょう。(KE)

自分の正義をもって物事をはかり、怒りをぶつけるのは神様を拒むことです

11月11日

「人の怒りは、神の義を全うするものではないからである。」ヤコブ1:20

 全てのことを裁かれるのは神様です。神様を信じる、信頼するとは現実の事柄の中で、自分の判断に頼らず、神様が報いてくださると信じることです。人が自分の正義をもって物事をはかり、怒りをぶつけるのは神様を拒むことです。ですから、「怒り」によって人は罪を犯すことになります。神様の力が現され、義が明らかになるように、自ら節制をして、主に任せることを学んでください。(KE)

もう一度、あなたの頼りがいのあるものが何であるか、心のうちを探ってみてください

11月10日

「主はわが岩、わが城、わたしを救う者、わが神、わが寄り頼む岩、わが盾、わが救の角、わが高きやぐらです。」詩篇18:2

 神様に対して、ここまで徹底して信頼するならば、怖いものなしです。しかし、現実の問題や困難のゆえに、神様の存在をこれほど確かなこととして信じ得ないのです。もう一度、あなたのこれこそ確固として頼りがいのあるものが何であるか、心のうちを探ってみてください。きっと藁くずのようなものではないでしょうか。他に頼るべきものがないとき、神様だけがすべてとなります。(KE)