信仰を失わせるのは、私の高慢な思いです

6月28日

「お前が創造された日から お前の歩みは無垢であったが ついに不正がお前の中に見いだされるようになった。お前の取り引きが盛んになると お前の中に不法が満ち 罪を犯すようになった」。エゼキエル28:15-16(新共同訳)

 神様への無垢な信仰を失わせるのは、私達の高慢な思いです。物事が上手く進んでいる時、人はその手柄を神様から横取りし、自らを誇りたくなります。いつも主の前に、謙遜と感謝とを忘れずにいたいものです。(MK)

今日の通読箇所

エレミヤ書41章

コリント人への第二の手紙6章

神から不幸もいただこうではないか

6月27日

「ウツの地にヨブという人がいた。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きていた」。ヨブ1:1(新共同訳)

 ヨブ記のヨブは、悪魔の試みによって、ありとあらゆる苦難を味わいます。財産、家族、健康を失う災難の中でなお、「わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか。」と言った彼の信仰は、愚直とも言えるものです。聖書は彼のこの信仰を、『無垢』だと評価します。(MK)

今日の通読箇所

エレミヤ書40章

コリント人への第二の手紙5章

ただ神様がいる世界を見渡すだけです

6月26日

「これはノアの物語である。その世代の中で、ノアは神に従う無垢な人であった。ノアは神と共に歩んだ」。創世記6:9(新共同訳)

 『ノアの方舟』のノアは、神様の命令に従い、まるで洪水の兆しのない中、避難用の舟を造りました。その当時で十分に高齢であっただろうノアですが、彼は神様の前にひたすら純真無垢であり続けました。 神様を信じるのは難しいことではありません。ただ神様がいらっしゃるという前提で世界を見渡すだけです。(MK)

今日の通読箇所

エレミヤ書39章

コリント人への第二の手紙4章

人を純なるものにするのは、神様です

6月25日

「銀を試みるものはるつぼ、金を試みるものは炉、人の心を試みるものは主である」。箴言17:3

多くの人々があこがれる貴金属と言われる金や銀は、極限まで不純物を取り除くため、高温の炉で溶かされて吹き分けられます。同様に人も不純物を取り去り、いよいよ純なるものにかえてくださるのは、るつぼや炉ではなく、神様がなさる事です。神様は様々なことを通してあなたを練り清めてくださいます。感謝して受けてください。(KE)

今日の通読箇所

エレミヤ書38章

コリント人への第二の手紙3章

必要以上のものを求め、苦労が絶えません

6月24日

「少しの物を所有して主を恐れるのは、多くの宝をもって苦労するのにまさる」。箴言15:16

 私たちは生まれたときから、神様によって養われ、育てられたのです。必要な時に、必要なものを、必要なだけ満たしてくださいます。そのことを忘れて、人が必要以上のものを求めるがゆえに、苦労が絶えません。せっかく与えられた人生に満足することなく、目に見える宝ばかりを過分に求めるのは虚しいことです。(KE)

今日の通読箇所

エレミヤ書37章

コリント人への第二の手紙2章

人には隠せても、神様にはできません

6月23日

「穀物を、しまい込んで売らない者は民にのろわれる、それを売る者のこうべには祝福がある」。箴言11:26

 今や令和の米騒動の真っ最中。旧約の時代から、同じようなことが繰り返されてきたのには驚きです。生産量は変わらないと言われながら、販売量が少なく、価格高騰とは摩訶不思議です。しかし、人には隠せても、神様の目を誤魔化すことはできません。主が下される結果がどうなるのか、楽しみでもあります。(KE)

今日の通読箇所

エレミヤ書36章

コリント人への第二の手紙1章

人々は富むために節約、蓄えを勧めます

6月22日

「施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなる者がある。物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される」。箴言11:24-25

 多くの人々はむしろ富むためにできるだけ節約をして、蓄えることを勧めます。そのために与えるべきものを最小限にした結果、飢餓感が強くなり、心は銭ゲバとなります。そうならないように、ここぞと言うとき、主の導きに従って惜しみなく与えましょう。(KE)

今日の通読箇所

エレミヤ書35章

コリント人への第一の手紙16章

御自身を愛する気持ちを求められます

6月21日

「わたしは命と死および祝福とのろいをあなたの前に置いた。あなたは命を選ばなければならない」。申命記30:19bc

 私達の日常は選択と決断の連続です。その中には、ルーティンとして無意識に行っているものと、自らの意思を持って行うものとがあります。神様は私達の意識的な選択の中に、御自身を愛する気持ちを求められます。その報いとしての命と祝福を、私達に与えたいと願っておられるからで

今日の通読箇所

エレミヤ書34章

コリント人への第一の手紙15章

使命に生かしておられるのは神様です

6月20日

「わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である」。Ⅰコリント3:6
 
 人は誰しも、一人で生きていくことはできません。ですから人の知恵を借り、また力を頼ります。ともすればその全てを、与えてくれた人からの恩恵であるように思ってしまいますが、そうではありません。人の心に思いを与え、実行に移させ、使命に生かしておられるのは神様です。私達は皆、人を用いて働いておられる、神様の手に育まれているのです。(MK)

今日の通読箇所

エレミヤ書33章

コリント人への第一の手紙14章

変化は少しずつパウロに訪れたのでしょう

6月19日

「神の恵みによって、私は今の私になりました」。Ⅰコリント15:10(新改訳2017)

 かつてクリスチャンを迫害する、熱心なユダヤ教徒だったパウロは、イエス様との出会いを通し、人生が180度変えられました。しかしその変化は、一瞬にして全てに及んだのではなく、様々な経験を通し、少しずつパウロに訪れたのでしょう。神の恵みは今日、主を信じる私達をも少しずつ、しかし確実に新しい姿へと変え続けてくださっているのです。(MK)

今日の通読箇所

エレミヤ書32章

コリント人への第一の手紙13章