神様を畏れる心が失われているからです

6月1日

「愚かで、悟りもなく、目があっても見えず、耳があっても聞えない民よ、これを聞け。主は言われる、あなたがたはわたしを恐れないのか、わたしの前におののかないのか。」エレミヤ5:21-22a

 昨今の世情を見るとき、これが人のすることだろうかと、唖然とすることが多くなってきました。“犬畜生にも劣る”などといいますが、比べられる犬の方が気の毒なくらいです。それは万物を創造し、支配し、裁かれる絶対者なる神様を畏れる心が失われているからです。罪のゆえに呪われた姿ではないでしょうか。(KE)

主の御前に潔くなることができれば、あなたの心に平安が満ちてきます

5月31日

「愛する者たちよ。もし心に責められるようなことがなければ、わたしたちは神に対して確信を持つことができる。」第一ヨハネ3:21

 心に安心を得る一つの道は、悔やむ思い、非難する思いを持たないことです。そのためには、心になにかわだかまるもの、「それでいいのか」と責められる思いを神様の前に「ごめんなさい」と悔い改めることです。主の御前に潔くなることができれば、あなたの心に平安が満ちてきます。主が促して下さる悔い改めの時を逃さないで、主の赦しと全き平安を得て下さい。(KE)

主のご復活によって真の意味で「安息」が成就された日でもあります

5月30日

「安息日を覚えて、これを聖とせよ。」出エジプト20:8

神様は天地万物を創造されたとき、七日目にすべてのわざを休まれたことから、神様の安息を共に分かつことによって創造のみわざに加わっていることを確認するのです。この日を他の日と区別して主の日として取り分けることが「聖」とすることです。現在の日曜日はイエス様の復活を記念して「主の日」として取り分けますが、主のご復活によって真の意味で「安息」が成就された日でもあります。復活の主の臨在に触れ、神様の安息に入れていただきましょう。(KE)

神様は真実な方、「耐えられない」試練には会わせないばかりか、「のがれる道」も備えてくださいます

5月29日

「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。」第一コリント10:13ab

 試練や苦難に会うとき、自分だけがひどい目にあっていると思うのです。その結果、不安と孤独のなかで、心が沈み、落ち込んでしまいます。しかし、人の受ける試練は多くの人々もその中を通っているのです。神様は真実な方、「耐えられない」試練には会わせないばかりか、「のがれる道」も備えてくださると、この言葉に続いています。神様は私たちの弱さ、意気地なさを十分知っておられます。主の真実を信じて、信頼してください。(KE)

祈り、求めることが神様を信頼することです

5月28日

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。」ピリピ4:6

 神様は私たちが思い煩って、不安や悲しみにくれていることを喜ばれません。どんなことでも、神様のもとに持ち出して、祈り、求めることを願っておられるのです。それが神様を信頼することです。この言葉に続いて、「神の平安」があなたがたの心と思いとを守る、とあります。今日も、神様の平安をいただいて過ごしましょう。(KE)

神様はご自分が共にいるから、大勇士だと励ましておられます

5月27日

「主の使は彼に現れて言った、『大勇士よ、主はあなたと共におられます』。」士師6:12

神様はご自分の民を救うために、ギデオンを戦いの指揮官として選んで遣わしました。彼は決して大勇士などと呼ばれる人物ではありません。敵を恐れて、密かに身を隠していたのです。しかし、神様はご自分が共にいるから、大勇士だと励ましておられます。自分はなにも出来なくても、主が共にいてくださるなら大丈夫です。今日、それぞれの持ち場立場にあなたを派遣された主は共におられて“大勇士”としてくださいます。(KE)

神様を信じて、大胆に手放そうではありませんか

5月26日

「施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなる者がある。物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される。」箴言11:24-25

 「受けるより、与える方がさいわいである」とも、聖書にあります。失うまいとして、しっかり握って、手放さない人がいます。しかし、そのような人は意外なところで失っているのです。人生、何があるかわからないからと恐れて、小さくちぢこまるのではなく、神様を信じて、大胆に手放そうではありませんか。空になれば、満たされます。(KE)

今という時があなたの人生にとって、どのような時であるかを知らなければ、あなたは大切な時を失ってしまいます

5月25日

「今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。」エペソ5:16

今日、あなたはどのような生き方をしようとしていますか。今日という日、今という時があなたの人生にとって、どのような時であるかを知らなければ、あなたは大切な時を失ってしまいます。今の時は二度と帰ってこないからです。今の時代が、様々な悪に満ちた時代であればあるほど、世に流され、無意味に過ごすわけにはいきません。神様に造られた人としての正しい生き方を確かなものにしてください。(KE)

試練に会うことは決して嬉しいこと、楽しいことではありません

5月24日

「わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からお救いください。」マタイ6:13

 “主の祈り”の一節ですが、同時に私たちの願いでもあります。人は試練を通して多くのことを学び、生き方を変えられ、幸いな人生、新しい自分へと変えられることがしばしばあります。例えそうだとしても、試練に会うことは決して嬉しいこと、楽しいことではありません。神様の御心から離れた悪しき者とならないために、試みに会うことなく、清く正しい者となりたいものです。(KE)

慰めを得ることができ、力と平安を得ることができるなら、まことに幸いというほかありません

5月23日

わたしをとこしえにあなたの幕屋に住まわせ、あなたの翼の陰にのがれさせてください。」詩篇61:4

 悩みや悲しみ、苦しみに遭うとき、慰めを得ることができ、力と平安を得ることができるなら、まことに幸いというほかありません。このみ言葉のように神様を呼び求め、主が共にいて下さることを体験するとき、困難な中にあっても、安らいでいることができます。小鳥が岩陰に隠れるように、幼児が母の胸に憩うように、神様のみもとに常に留まって、主が与えてくださる恵みを味わおうではありませんか。(KE)