神様に心と思いを向けてください。目の前にあったものが小さくなってきます

7月18日

「わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。わが助けは、天と地を造られた主から来る。」詩篇121:1-2

 試練に遭うとき、心はうなだれて、力を失い、失望と落胆に沈みます。そのとき、「目をあげ」、天を見上げてください。悠久の宇宙を創造し、今も全てのものをご支配なさる神様に心と思いを向けてください。目の前にあったものが小さくなってきます。主なる神様はあなたの苦しみを知り、目をとめておられます。しかも、限りない愛を持って。神様からの助けを信じ、待ち望みましょう。(KE)

イエス様は今日も「それをここに持ってきなさい」と言われます

7月17日

「イエスは言われた、『それをここに持ってきなさい』。」マタイ14:18

 五つのパンと二匹の魚で五千人以上の人々を満腹させたことがありました。一食分にしかならない僅かなものを、主は「ここに持ってきなさい」と言われます。こんなものが何の役に立つか、と思うことがしばしばありますが、イエス様は今日も「それをここに持ってきなさい」と言われます。「こんなもの」と失望するようなものを、主のみ手に捧げようではありませんか。主は祝福して、驚くようなことをしてくださいます。(KE)

イエス様は人の心にある悪の縄目から救い出してくださったのです

7月16日

「悪をもって悪に報いず、悪口をもって悪口に報いず、かえって、祝福をもって報いなさい。」第一ペテロ3:9

 人は自分にされた通りに、仕返しをすることで満足しようとします。時には、受けた以上のことを相手に報復しようとするものです。応酬を繰り返している限り、悪の連鎖から抜け出ることができません。イエス様は人の心にある悪の縄目から救い出してくださったのです。主は命を捨てて、神様の悪への報復を断ち切ってくださったのです。ゆえに、あなたは祝福を得ているのです。(KE)

神様のご計画や備えられた時は人のスケジュールにありません

7月15日

「神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。」ヘブル10:36

 神様を信じて、その信仰の結果を得るには忍耐が必要です。神様のご計画や備えられた時は人のスケジュールにありません。自分の計画やスケジュールに固執するのか、全く神様のなさる業と時を信頼して忍耐するのか、あなたの生き方が問われています。神様のみ業を待ち望む忍耐には素晴らしい結果が約束されているのです。今日も主を信じて、焦らないで、神様の時を待ち望みつつ生きようではありませんか。(KE)

イエス様は私たちよりも多くの試練を体験しておられます

7月14日

「主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試錬の中にある者たちを助けることができるのである。」ヘブル2:18

 相手の苦しみや悩みを共感することは難しいことです。表面的な同情や憐みを持つことはできますが、相手の心深く知ることはできません。これは人としての限界です。しかし、イエス様はそうではありません。人となり、試練を受け、死の中にまで降った方です。私たちよりも多くの試練を体験しておられますから、私たちの苦しみ、悲しみ、悩みを深く知って、助けてくださいます。(KE)

賜物を、素直に、主からの恵みとして感謝することです

7月13日

「また、みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである。」第一ペテロ5:5b

 「謙遜」とはありのままの自分を認めることです。極端に自己卑下することではありません。自分の不足、弱点、欠点を認めると同時に、神様によって与えられている賜物を、素直に、主からの恵みとして感謝することです。もう一つは神様に造られた者であり、自分の力や知恵で生きているのではなく、神様に生かされていることを認めるのです。自分を低くすればするほど、感謝が大きくなります。(KE)

結果を見たら信じようとしても、信じられません

7月12日

「あなたは全き平安をもってこころざしの堅固なものを守られる。彼はあなたに信頼しているからである。」イザヤ26:3

 神様の存在を目に見ることも、耳で声を聞くこともできません。しかし、たとえ見ず、聞かずとも、神様は大きなご愛をもってあなたを愛しておられることを堅く信じるとき、主はそのように必ず応えてくださいます。結果を見たら信じようとしても、信じられません。ただ、一途に信じて、信頼し続けるとき、平安を与え、神様の驚くわざを現してくださいます。忍耐して信じ続けてください。(KE)

恵みをいただいていると受け止めるなら、感謝があふれてきます

7月11日

「わたしに賜わったもろもろの恵みについて、どうして主に報いることができようか。」詩篇116:12

 神様はあなたに必要なものを全て備えて下さっていますが、現実の状況を見ると、足らないことばかりが目につきます。不足や不満があるのは、今受けているものが当然の報酬であると思うからです。神様の憐みによって、受ける値打ちも資格もない者が恵みをいただいていると受け止めるなら、感謝があふれてきます。取るに足らない者が今日も主の赦しによって生かされ、必要を満たされていることを感謝しましょう。(KE)

心自体が悪いのではなく、悪しき力が心を支配しているからです

7月10日

「心はよろずの物よりも偽るもので、はなはだしく悪に染まっている。だれがこれを、よく知ることができようか。」エレミヤ17:9

 人の心ほどつかみにくいものはありません。自分の心でも、自分ではどうにもできないのですから。しかも、この心からすべてのものが出てくるのです。善いことも、悪しきことも。心自体が悪いのではなく、悪しき力が心を支配しているからです。悪の力に打ち勝って、善きことのみを思考し、実行することができるように、神様に住んでいただき、心の主権を主に委ねましょう。(KE)

「時」は着実に戻らぬ過去へと過ぎ去っています

7月9日

「夜回りは言う、『朝がきます、夜もまたきます。もしあなたがたが聞こうと思うならば聞きなさい、また来なさい』。」イザヤ21:12

 年々歳々人は変わらず、同じ日々の営みのなかに過ごしています。朝がきて、夜が来る。この事の繰り返しのなかに生きているようですが、しかし、もう一つの「時」は着実に戻らぬ過去へと過ぎ去っています。今、あなたは人生のどのような“とき”にあるのでしょうか。“後悔先に立たず”と言います。悔いのないように、二度と戻らない「今」を自覚して生きてください。(KE)