神様は真実な方、「耐えられない」試練には会わせないばかりか、「のがれる道」も備えてくださいます

5月29日

「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。」第一コリント10:13ab

 試練や苦難に会うとき、自分だけがひどい目にあっていると思うのです。その結果、不安と孤独のなかで、心が沈み、落ち込んでしまいます。しかし、人の受ける試練は多くの人々もその中を通っているのです。神様は真実な方、「耐えられない」試練には会わせないばかりか、「のがれる道」も備えてくださると、この言葉に続いています。神様は私たちの弱さ、意気地なさを十分知っておられます。主の真実を信じて、信頼してください。(KE)

祈り、求めることが神様を信頼することです

5月28日

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。」ピリピ4:6

 神様は私たちが思い煩って、不安や悲しみにくれていることを喜ばれません。どんなことでも、神様のもとに持ち出して、祈り、求めることを願っておられるのです。それが神様を信頼することです。この言葉に続いて、「神の平安」があなたがたの心と思いとを守る、とあります。今日も、神様の平安をいただいて過ごしましょう。(KE)

神様はご自分が共にいるから、大勇士だと励ましておられます

5月27日

「主の使は彼に現れて言った、『大勇士よ、主はあなたと共におられます』。」士師6:12

神様はご自分の民を救うために、ギデオンを戦いの指揮官として選んで遣わしました。彼は決して大勇士などと呼ばれる人物ではありません。敵を恐れて、密かに身を隠していたのです。しかし、神様はご自分が共にいるから、大勇士だと励ましておられます。自分はなにも出来なくても、主が共にいてくださるなら大丈夫です。今日、それぞれの持ち場立場にあなたを派遣された主は共におられて“大勇士”としてくださいます。(KE)

神様を信じて、大胆に手放そうではありませんか

5月26日

「施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなる者がある。物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される。」箴言11:24-25

 「受けるより、与える方がさいわいである」とも、聖書にあります。失うまいとして、しっかり握って、手放さない人がいます。しかし、そのような人は意外なところで失っているのです。人生、何があるかわからないからと恐れて、小さくちぢこまるのではなく、神様を信じて、大胆に手放そうではありませんか。空になれば、満たされます。(KE)

今という時があなたの人生にとって、どのような時であるかを知らなければ、あなたは大切な時を失ってしまいます

5月25日

「今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。」エペソ5:16

今日、あなたはどのような生き方をしようとしていますか。今日という日、今という時があなたの人生にとって、どのような時であるかを知らなければ、あなたは大切な時を失ってしまいます。今の時は二度と帰ってこないからです。今の時代が、様々な悪に満ちた時代であればあるほど、世に流され、無意味に過ごすわけにはいきません。神様に造られた人としての正しい生き方を確かなものにしてください。(KE)

試練に会うことは決して嬉しいこと、楽しいことではありません

5月24日

「わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からお救いください。」マタイ6:13

 “主の祈り”の一節ですが、同時に私たちの願いでもあります。人は試練を通して多くのことを学び、生き方を変えられ、幸いな人生、新しい自分へと変えられることがしばしばあります。例えそうだとしても、試練に会うことは決して嬉しいこと、楽しいことではありません。神様の御心から離れた悪しき者とならないために、試みに会うことなく、清く正しい者となりたいものです。(KE)

慰めを得ることができ、力と平安を得ることができるなら、まことに幸いというほかありません

5月23日

わたしをとこしえにあなたの幕屋に住まわせ、あなたの翼の陰にのがれさせてください。」詩篇61:4

 悩みや悲しみ、苦しみに遭うとき、慰めを得ることができ、力と平安を得ることができるなら、まことに幸いというほかありません。このみ言葉のように神様を呼び求め、主が共にいて下さることを体験するとき、困難な中にあっても、安らいでいることができます。小鳥が岩陰に隠れるように、幼児が母の胸に憩うように、神様のみもとに常に留まって、主が与えてくださる恵みを味わおうではありませんか。(KE)

人はなかなか素直になれなく、自分が悪いとわかっていても、それを認めることができません

5月22日

「あなたがたの中に、罪の惑わしに陥って、心をかたくなにする者がないように、『きょう』といううちに、日々、互に励まし合いなさい。」ヘブル3:13

 人はなかなか素直になれないものです。自分が悪いとわかっていても、それを認めることができません。その結果、事態は深刻になり、元へ戻れなくなります。それは人の心に働く罪の力です。頑なになって、平安も喜びも望みもなくすとき、まず自分が罪にとらわれ、惑わされていることを自覚する。これが大切です。すると自ずから素直になれます。(KE)

どんなことにも、根源である神様が事を起こし、導かれるのです

5月21日

「すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」箴言3:6

 人はどんなことでも因果関係のもとで物事を考えます。しかも、目に見える原因や事の発端をあれこれと詮索して一喜一憂します。しかし、どんなことにも、根源である神様が事を起こし、導かれるのです。すべての事に主が働いてくださっておられることを認めることが、人として神様のみ前に生きる正しい姿勢です。神様との関係を正しく整えるとき、あとは主が万事を益としてくださいます。(KE)

辛くても、苦しくても、十字架を見上げ、神様の愛を信じて生きるとき、主の愛が心にあふれてきます

5月20日

「わたしたちは、神がわたしたちに対して持っておられる愛を知り、かつ信じている。神は愛である。」第一ヨハネ4:16ab

 今日、あなたがどのような境遇にあろうとも、このみことばのように言い得るならばまことに幸いです。神様は御子イエス様を世につかわし、私たちの罪のために贖いの犠牲とされました。これによって神様は愛を示されたのです。辛くても、苦しくても、十字架を見上げ、神様の愛を信じて生きるとき、神様は愛であると実体験し、主の愛が心にあふれてきます。(KE)