人を裁くのは神様です

5月19日
「人をさばくな。自分がさばかれないためである」マタイ7:1

 世間でも、“天に向かってツバキをはく”と言います。他人を非難したり、裁いたりすると、同じように仕返しをうけることです。自業自得とも言われますが、聖書の言葉はすべてのものを支配し、報われる神のいますことを語っています。どんなに身近な人だろうと、その人を裁くのは神様です。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 14章

マタイによる福音書10章

大きな失敗から救われることもあります

5月18日
「わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からお救いください」。マタイ6:13

 「主の祈り」の一節です。人生には大なり小なり試練があります。確かに試練は嫌なものです。なければどんなに楽だろうかと思いますが、それによって大きな失敗から救われることもあります。決して無駄な事ではありませんが、試練なく正しい道に歩めることは感謝なことです。そのために日々祈りつつ歩もうではありませんか。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 13章

マタイによる福音書9章

試錬は神様の恵みの時だからです

5月17日
「あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである」。第一コリント10:13c

 人間生きる限り、試錬を逃れることはできません。それは神様の恵みの時だからです。試錬によって鍛えられ、豊かな義の実を結ぶことができます。しかし、私たちは弱いものですから、試錬に負けてしまいます。そうならないよう、主は逃れる道も備えておられます。主の懇ろな行き届いた扱いに委ねてください。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 12章

マタイによる福音書8章

イエス様の十字架はすべての人のためです

5月16日
「この弱い兄弟のためにも、キリストは死なれたのである」。第一コリント8:11b

 イエス様が十字架に掛けられ、苦しみを受け、命を絶たれました。それは人類すべての人々のためです。否、あなたのためです。まずは罪の塊のような自分が、罪を赦され、救われたのならば、十字架の救いの及ばない人はいません。あなたが受け入れがたい人のためにも主が死なれたのです。だったら、誰をも拒む理由はありません。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 11章

マタイによる福音書7章

人の世は不公平だけでは終わりません

5月15日
「主は人おのおのにその義と真実とに従って報いられます」。サムエル上26:23a

 人の世は理不尽な事、不公平・不公正などがまかり通っています。しかし、事は決してそれだけでは終わりません。神様は義と真実とを貫かれる方です。やがて万物を裁かれる時が必ず来ます。神様の報いは主を畏れる者には祝福ですが、敵対する者には永遠の滅びです。今しばらく、忍耐して主の時を待ちましょう。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 10章

マタイによる福音書6章

事態は主が進めておられることです

5月14日
「しかしダビデはアビシャイに言った『彼を殺してはならない。主が油を注がれた者に向かって、手をのべ、罪を得ない者があろうか』」。サムエル上26:9

 逃避行を続けるダビデが偶然隠れた洞窟に、偶然サウル王が休息するために来ました。ダビデの仲間は王を殺害するよう進言します。この時、ダビデが答えた言葉です。神様を畏れ尊ぶとはまさにこのようなことです。神様の為さるわざに人が手を触れることはできません。あなたが受けている事態は主が進めておられることです。黙して、主の時を待ってください。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 9章

マタイによる福音書5章

人情ではなく、神様の力で力づけられます

5月13日
「サウルの子ヨナタンは立って、ホレシにいるダビデのもとに行き、神によって彼を力づけた」。サムエル上23:16

 ダビデはサウル王から命を狙われるようになり、各地を転々として逃げていました。ダビデの唯一の慰めは親友であるヨナタンの存在でした。ヨナタンはサウル王の息子ですが、父と違って神を畏れる人であり、ダビデを尊敬し、愛していました。人情ではなく、神様の力を取次ぎ、励ますことができます。主に在る友となってください。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 8章

マタイによる福音書4章

清い者とは心を全うするような心です

5月12日
「主の目はあまねく全地を行きめぐり、自分に向かって心を全うする者のために力をあらわされる」。歴代下16:9

神様は全能者ですから、できない事はありません。ただその力を発揮していただくには必須条件があります。それは唯一つ、「心を全うする」ことです。清い者とはまさにそのような心です。しかし、人の心は移り気で、定まりなく、たえず揺れ動いています。その事を自覚して、神様一途に心を定めましょう。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 7章

マタイによる福音書3章

心が揺れ動くため人は疲れて倒れるのです

5月11日
「神よ、わたしの心は定まりました。わたしの心は定まりました。わたしは歌い、かつほめたたえます」。詩篇57:7

 「詩篇」の記者は、「心は定まりました」と二度も繰り返して語っています。それほど人のこころは定めなく、波に翻弄される小舟のごとく、揺れ動きます。そのため人は疲れて倒れるのです。舟は不動の岸壁に係留されると、動きません。そのように心を不動のもの、神様にしっかり係留していただきましょう。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 6章

マタイによる福音書2章

神様以外に慕い、頼るべき方はおられない

5月10日

「わたしはあなたのほかに、だれを天にもち得よう。地にはあなたのほかに慕うものはない」。詩篇73:25

 何よりも、神様を信頼することほど幸いなことはありません。天にも地にも、神様以外に慕い、頼るべき方がおられないと言うのですから。これほど信頼されるなら、神様もどんなにか喜ばれることでしょうか。勿論、主は信頼と期待に期待以上、思う以上に応えてくださいます。神様だけを一途に慕い、求めて参りましょう。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 下 5章

マタイによる福音書1章