主は弱点を覆う者だとを示されたのです

4月14日

「しかし、主であり、また教師であるわたしが、あなたがたの足を洗ったからには、あなたがたもまた、互に足を洗い合うべきである」。ヨハネ13:14

 主は晩餐の席で、突然、立って、弟子たちの足を洗われました。弟子たちは突然のことでびっくりしてされるままに委ねました。主は具体的な行動を見せることによって、他人の弱点や劣っているところを覆う者となることを示されたのです。主はわたしたちの罪を負って、命まで捨ててくださいました。まず身近な人の弱さや欠けたるところを隠す者となりたい。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書32章

ヨハネによる福音書12章

「頑な」になる時、人は多く失敗します

4月13日

「あなたがたの中に、罪の惑わしに陥って、心をかたくなにする者がないように、「きょう」といううちに、日々、互に励まし合いなさい」。ヘブル3:13

 人が失敗する原因の多くは、「頑な」になる時です。分かっていながら、どうしても素直になれない。イエス様を裏切ったユダも、イエス様から「いや、あなただ」とはっきり指摘されながら、認めようとはしなかったのです。主のみ声を聴く時、素直な心になるよう互いに励まし合いましょう。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書31章

ヨハネによる福音書11章

名を呼んで、あがなってくださったのです

4月12日

「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ」。イザヤ43:1

 『あがなう』とは買い取るという意味です。神様はイエス様という代価を支払って、私たちをあがなってくださいました。それも一山いくらのまとめ買いではなく、『名を呼ん』で、即ち「あなたが欲しい」と買ってくださったのです。イエス様を信じる者を、神様は御自身の所有物として懐に入れてくださいます。これほど安心なことはありません。(MK)

今日の通読箇所

イザヤ書30章

ヨハネによる福音書10章

イエス様は私達にも名前を呼びかけます

4月11日

「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから」。ルカ19:5

 町中の嫌われ者だった取税人のザアカイに、イエス様が掛けた最初の言葉です。これをきっかけに回心したザアカイでしたが、全く新しい生き方を始めるのは、決して容易くなかったでしょう。そんな彼を支えたのは、イエス様に出会った時の感動と、この一言だったのではないでしょうか。イエス様は私達にも名前を呼びかけ、初めの感動と勇気を思い起こさせてくださいます。(MK)

今日の通読箇所

イザヤ書29章

ヨハネによる福音書9章

必要なことは、聖霊が教えてくださいます

4月10日

「言うべきことは、聖霊がその時に教えてくださるからである」。ルカ12:12

 新しいことを始めようとする時、先々のことを考え過ぎて自ら不安を呼び込んでしまうことがあります。弟子達を宣教に遣わされる際イエス様は、必要なことは「聖霊が教えてくださる」と励まされました。事が起きる前から心配し過ぎては身動きがとれなくなってしまいます。どんな時でも御霊が働かれる余地を残して、自由を得たいものです。(MK)

今日の通読箇所

イザヤ書28章

ヨハネによる福音書8章

歴史は繰り返され、中身は変わりません

4月9日

「先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない」。伝道1:9

 世間でも「歴史は繰り返される」と言われます。確かに着ている衣装は変わるでしょうが、その中のものはかわりません。独裁者が現れ、他人の領土を奪うなど、繰り返されてきました。他のことにおいても同じことが言えます。見えるところに惑わされず、不変不動の神様の言葉をしっかり握って立ちましょう。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書27章

ヨハネによる福音書7章

道を照らし、真理を示すのは神の言葉です

4月8日

「神の言葉はみな真実である、神は彼に寄り頼む者の盾である。その言葉に付け加えてはならない、彼があなたを責め、あなたを偽り者とされないためだ」。箴言30:5-6

 今の時代は、政治・経済・教育・社会生活など、先行き不透明なときです。SNSなどに代表されるメディアを通して人心は荒廃し、厚い雲に覆われた闇の中です。このような時代に生きる道を照らして、真理を指示すのは神様のことば以外にありません。変わることのない真実な言葉を心に置いて、生きてください。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書26章

ヨハネによる福音書6章

どんなことでも、すぐに応答しない事です

4月7日

「愚かで無知な論議をやめなさい。それは、あなたが知っているとおり、ただ争いに終るだけである」。第二テモテ2:23

 売り言葉に買い言葉、しばしば議論は平行線で非難の応酬に終わります。そうならない道は、どんなことを聞いても、すぐに応答しないことです。「聞くに早く、語るにおそくあるべきである」とヤコブ書にもあります。聞いたことをよくよく吟味して、御霊の知恵に満たされて、神様の判断に委ねましょう。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書25章

ヨハネによる福音書5章

聖書の言葉には霊の力が宿っています

4月6日

「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である」。第二テモテ3:16

 聖書ほど不思議な書はありません。被造物である人と造り主なる神様との契約を記したものと言われます。長年にわたって、神様から選ばれ、霊感を与えられた無名の人々によってできたものです。聖書の言葉には霊の力が宿っています。神様のみ心を教え、日々の歩みを導き、光を照らして、慰めと望み、喜びと感謝、安らぎや力を与えられます。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書24章

ヨハネによる福音書4章

神様は心砕ける者と住んでくださいます

4月5日

「主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれたものを救われる」。詩篇34:18

 神様は義なる方、聖なる方です。ですから、罪や汚れのある者と共に居ることはできません。しかし、ただ一つ、神様と共に居ることができる場所があります。「イザヤ書」にもありますが、神様は「心砕けて、へりくだる者」と住んでくださいます。高慢で高ぶる者を退けると言われます。今日も謙遜の限りを尽くして、主と共に生きてください。(KE)

今日の通読箇所

イザヤ書23章

ヨハネによる福音書3章