信仰に立たなければ空疎な人生を送ります

12月8日

「ペテロが言った、『金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい』」。使徒3:6

 金銀がなければ生きることができないと、人は思います。しかし、真に「歩く(生活する)」には、イエスをキリストと信じる信仰に立たなければ、実の無い空疎な人生を送るしかありません。今、あなたは何をもって生きる喜びとしていますか。(KE)

今日の通読箇所

詩篇106篇

へブル人への手紙9章

“どうして”の問いに質問責めにします

12月7日

「わたしは知ります、あなたはすべての事をなすことができ、またいかなるおぼしめしでも、あなたにできないことはないことを」。ヨブ42:2

 ヨブは神様を畏れ、正しい人でした。ところが、突然、様々な災いに会い、悶々と悩みます。 “どうして”との問いに、神様はヨブを質問責めにします。その結果、神様は全能者であり、どんなことでも自在になし得ることを知ります。神様の為さることに人は一切口を挟むことは出来ません。「どうして」と問う時、あなたが神様になっているのです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇105篇

へブル人への手紙8章

神に自らを任せた時、平安に包まれました

12月6日

「神には、なんでもできないことはありません」。ルカ1:37

 思いがけない知らせに驚き、当惑し、ついには怒りをも覚える事態に、マリヤさんは遭遇します。心は大嵐に翻弄され、生きた心地もしません。しかし、み使いの言葉によって、マリヤさんが全知全能の神の手に自らを投げ出した時、全き平安に包まれました。あなたが受け入れがたい悩みに振り回されているなら、全能の神様に自分のすべてを明け渡しましょう。(KE)

今日の通読箇所

詩篇104篇

へブル人への手紙7章

神から恵みを頂く時、高慢では頂けません

12月5日

「神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである」。第一ペテロ5:5b

 他者から好意を受ける場合、高慢な態度ではいただけません。水は高いところから低いところへと流れます。神様からの恵みを頂くときも同じです。カナンの女は犬呼ばわりされても、自らを小犬になりきって主の恵みを求めました。心を一つ思いにして謙遜になって願うなら、必ず応えてくださいます。(KE)

今日の通読箇所

詩篇103篇

へブル人への手紙6章

神が拠り所ならどんなに心強い事でしょう

12月4日

「わが身とわが心は衰える。しかし神はとこしえにわが心の力、わが嗣業である」。詩篇73:26

 人は年ごとに衰えていきます。またそれと共に心も力を失ってしまいます。そのような時に拠り所となり、欠けたところを補ってくれるものがおられるなら、どんなに心強いことでしょう。しかも、それが神様であるなら、これ以上のものはありません。人や物事に頼っているかぎり、確固たる安心は得られません。(KE)

今日の通読箇所

詩篇102篇

へブル人への手紙5章

ただ、神様が事の中心にいるのを信じ

12月3日

「民よ、いかなる時にも神に信頼せよ。そのみ前にあなたがたの心を注ぎ出せ。神はわれらの避け所である」。詩篇62:8

 “いかなる時にも”と言われます。良くても悪くても、まさにどんな時でも、神様に信頼する。これが私たちに与えられた最大の恵みではないでしょうか。お先真っ暗であっても、ただひたすらに神様が事の中心におられるのを信じる。また神様にすべてを打ち明け、神様の時とわざを期待しましょう。(KE)

今日の通読箇所

詩篇101篇

へブル人への手紙4章

神様は願うより、素晴らしい事を行います

12月2日

「わが神、主よ、あなたのくすしきみわざと、われらを思うみおもいとは多くて、くらべうるものはない」。詩篇40:5a

 まことにそのとおりです。神様は私たちの日々の生活の隅々までも知りつくして、思うよりも、願うよりももっと素晴らしいことを行ってくださいます。心低くして、今日一日に備えてくださる主の恵みの業がなんと多いことか、振り返って見てください。あなたが計画した今日のわざは思いがけない出来事の連続に消えてしまっています。(KE)

今日の通読箇所

詩篇100篇

へブル人への手紙3章

神様の全能を信じ、一切を委ねる事です

12月1日

「わたしはふして眠り、また目をさます。主がわたしをささえられるからだ」。詩篇3:5

 熟睡した後の爽快感は格別です。しかし、安眠を妨げるものがなんと多いことでしょう。不安や心配、怒りや妬みなど、心に積もる思いの故に眠りは浅くなります。妨げるものを取り除けようとしても、たやすくは出来ません。ただ一つの手段は神様の全能の腕がある事を信じ、一切をゆだねることです。眠りに就くとき、心にある悪しき思いを一つずつ主の手に渡しましょう。(KE)

今日の通読箇所

詩篇99篇

へブル人への手紙2章

私達は神が造り、生かしておられるのです

11月30日

「わたしはあなたがたの年老いるまで変らず、白髪となるまで、あなたがたを持ち運ぶ。わたしは造ったゆえ、必ず負い、持ち運び、かつ救う」。イザヤ46:4

 私たちをこの世に生きる者としたのは、人の計画によるのではなく、神様が造り、生かしておられるのです。神様はご自分の製造者責任を認めて居られます。私たちを造られた方は責任を持って最後まで持ち運んでくださるとのこと、何と感謝なことでしょう。始められた方は終わらせる時をも備えてくださいます。導かれるままに、この方のなさることに委ねることが幸いです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇98篇

へブル人への手紙1章

人は神様を召使のごとく思ってしまいます

11月29日

「わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる」。イザヤ55:8

 神様は創造者、私たちは被造物、造られたものです。両者は全く違う者であることを十分知っているつもりです。しかし、気が付かないうちに人は神様を自分と同列、否、召使のごとく思ってしまいます。今も私たちの人生を創造される神様があなたに何をしようとされるのか、到底はかり知ることができません。主のなさることに一切委ねるのが幸いです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇97篇

ピレモンへの手紙