事が順調になると、高慢になるとともに主から離れていきます

12月23日
「また牛や羊がふえ、金銀が増し、持ち物がみな増し加わるとき、おそらく心にたかぶり、あなたの神、主を忘れるであろう」。申命記8:13,14a

 私たちの最も陥りやすいことではないでしょうか。“喉元過ぎれば熱さを忘れる”と言われます。貧しく、悩みがあるとき、人は謙遜に主を呼び
求めますが、調子が良くなり、事が順調になると、高慢になるとともに主から離れていきます。何と恩知らずな輩でしょうか。そうならないよう
に、常に警戒しつつ、謙遜の限りを尽くして、主に信頼しましょう。(KE)

今日の通読箇所

ルツ記1章

ローマ人への手紙5章

主への思いを知りたいと試みられたのです

12月22日
「それはあなたを苦しめて、あなたを試み、あなたの心のうちを知り、あなたがその命令を守るか、どうかを知るためであった」。申命記8:2b

 イスラエルの民は神様の約束を信じることができなくて、40年の荒野の旅を続けました。神様から懲らしめを受けたように思われますが、決してそうではなく、民を愛するゆえに主に対する思いを知りたいと試みられたのです。私たちにも神様は同様に試練と思われる事態を起こして、心を知ろうとなさいます。主はあなたをねたむほどに愛しておられるからです。(KE)

今日の通読箇所

士師記21章

ローマ人への手紙4章

主の憐れみに感謝す るほかありません

12月21日
「あなたの神、主は地のおもてのすべての民のうちからあなたを選んで、自分の宝の民とされた」。申命記7:6b

 イエス様の救いはすべての人々に開かれたものですが、主を求める人の何と少ないことでしょうか。その中で、救われた私たちは何か特別な資格でもあったのでしょうか。いいえ、そのようなものは何もありません。ただ主の憐れみによって、救いに入れられたものです。主の憐れみに感謝するほかありません。受けがたき恵みを失わないように、主に従いましょう。(KE)

今日の通読箇所

士師記20章

ローマ人への手紙3章

礼拝とは、自らを 主のしもべと定めることです

12月20日
「アブラムは彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた」。創世記12:7

 アブラムは主から呼び出されて、カルデヤのウルから、ハランヘ移り、更にカナンの地まで導かれました。カナンの地に来て、最初にしたことが、祭壇を築くことです。これは神様を礼拝すること。礼拝とはすべてのわざ、すべてのものが主のものであると、告白し、感謝をささげ、自らを主のしもべと定めることです。この後、アブラムは移動する先々で祭壇を築き、主に礼拝を捧げます。日々の旅路を歩む私たちが祭壇を築いて礼拝するとき、大いなる祝福を受けることができます。(KE)

今日の通読箇所

士師記19章

ローマ人への手紙2章

主の愛に圧倒される時、どのような労苦も消えてしまいます

12月19日

「こうして、ヤコブは七年の間ラケルのために働いたが、彼女を愛したので、ただ数日のように思われた」。創世記29:20

ヤコブはラバンの娘、ラケルとの結婚が決まりました。しかし、ラケルと姉レアとが入れ替わっていました。結局、二人を妻にすることになりましたが、そのためにさらに7年間働かされますが、ヤコブはラケルを愛するゆえに、七年間の苦労はわずか数日のように思われました。私たちも、主の愛に圧倒される時、どのような労苦も消えて、またたく間に事は過ぎ去ってしまいます。(KE)

今日の通読箇所

士師記18章

ローマ人への手紙1章

イサクには主が共におられると知ったのです

12月18日

「まことにあなたは主に祝福されたかたです」。創世記26:29b

 イサクの一家は飢饉のためにペリシテ人の地に寄留します。初めのころ、ペリシテ人も好意的でしたが、イサクが豊かになり、栄えるにつれて、その地から追い出そうとします。次々と意地悪をしますが、彼は反撃せず、追われるままに受けて行きます。その結果、ペリシテ人は恐れをなして、イサクと不戦条約を結ぼうとやってきます。イサクには主が共におられると知ったのです。あなたにも主は後ろ盾となって祝福してくださいます。(KE)

今日の通読箇所

士師記17章

使徒行伝28章

過去を振り返って慕う心は、今を生きる命を失います

12月17日

「しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった」。創世記 19:26

 ソドムとゴモラは神様を畏れず、暴虐と悪がはびこる地となったので、神様はこれらの町を滅ぼすことにしました。その地にいたアブラハムの甥、ロトの家族を滅びから助けようと、み使いを遣わしますが、ロトの妻は逃げる途中、振り返ります。彼女には滅びゆく街での生活を慕う未練があったのです。その結果、妻は塩の柱になります。神様の命が失われたのです。過去を振り返って慕う心は、今を生きる命を失います。今を感謝し、喜ぶことがすべてです。(KE)

今日の通読箇所

士師記16章

使徒行伝27章

満足せず思い煩っている姿に神様はがっかりされます

12月16日
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である」。マタイ6:34

人が思いわずらうことを、神様はもっとも嫌われます。なぜなら、神様は私たちの造り主であるばかりか、限りない愛を注いでくださっているからです。今日も、あなたの必要なものはすべて備えておられます。それに満足せず、不平、不満で、思い煩っている姿に神様はがっかりされます。心低くして、思い煩いに代えて、神様に感謝する毎日を送りましょう。(KE)

今日の通読箇所

士師記15章

使徒行伝26章

人からの賞賛は、神様の報いを得ることができないのです

12月15日
「あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな」。マタイ6:3

善行功徳を積むことは、立派な行いですが、人からの賞賛や栄誉を期待する場合が多くあります。イエス様はあなたの行いを見ているから、他人に吹聴することをやめよと言われます。人からの賞賛を得てしまうと、神様からの報いを得ることができないからです。主は隠れたわざを見ておられます。(KE)

今日の通読箇所

士師記14章

使徒行伝25章

備えを怠るなら、まことに愚かな者と言うほかありません

12月14日
「だから、目をさましていなさい。その日その時が、あなたがたには分からないからである」。マタイ25:13

人はこの世にいつまでも残る者ではありません。同時に、天も地も、その間にあるすべての存在するものは失われ、消え去る時が来ます。これは確かな事でありながら、何時その時がくるのか、誰も知りません。終末の時が分からないから、無い事のように思い、その時の備えを怠るなら、まことに愚かな者と言うほかありません。〝明日死すとも悔いなし″と言える生き方をしてください。(KE)

今日の通読箇所

士師記13章

使徒行伝24章