だから私たちの祈りを聞き届けるのです

11月5日

「キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである」。ローマ8:34b

 イエス様はすべての人の罪を負い、十字架に命を断たれ、墓に葬られましたが、死の中から甦り、天に戻られました。主は父なる神の右に座して、私たちのために執り成しておられます。だから私たちの祈りを聞き届けていただけるのです。今日も主の執り成しのゆえに生かされていることを感謝しましょう。(KE)

今日の通読箇所

ゼカリヤ書5章

マタイによる福音書25章

主のなさる裁きは正しく、報いが伴います

11月4日

「悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい」。ローマ12:21

 「負けるが勝」と言われますが、弱虫の逃げ口上に聞こえます。しかし、み言葉はそうではありません。勝敗を決められるのは神様であって、主のなさる裁きは正しくて、大いなる報いが伴っています。自分の義を守ろうとする限り、悪に勝つことができません。(KE)

神様はすべて見ておられ、必ず報われます

11月3日

「まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる」。ガラテヤ6:7

 神様の姿は見えません。また、その声を聴くこともできません。そのためまるで居ないかのように傍若無人、傲慢不遜に振る舞いがちです。しかし、神様は隠れた所にいて、隠れた事をすべて見ておられ、必ず報われます。言葉にも、行状にも、常に主の眼差しを感じつつ、日々を送りましょう。(KE)

今日の通読箇所

ゼカリヤ書3章

マタイによる福音書23章

神を忘れて自分の思いに囚われています

11月2日

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい」。ピリピ4:6

 「思い煩い」ほど厄介なものはありません。思うまいと決心しても、気が付くと思い煩っています。そのとき、人は神様を忘れて自分の思いに囚われているのです。目の前の現実から目を離して、神様に祈ることから始めましょう。主もまたそのように勧めておられます。(KE)

今日の通読箇所

ゼカリヤ書2章

マタイによる福音書22章

保証が付いていると安心します

11月1日

「わたしはあなたがたの年老いるまで変らず、白髪となるまで、あなたがたを持ち運ぶ。わたしは造ったゆえ、必ず負い、持ち運び、かつ救う」。イザヤ46:4

 インターネット通販が、買い物における市民権を得て久しい今日。現物を見ないで商品購入する際も、製造元、発送元の保証が付いていると安心します。社会における保証は、様々な条件や期限がありますが、イエス・キリストを信じることで与えられる救いは、無制限保証付き、しかも無料です。(MK)

今日の通読箇所

ゼカリヤ書1章

マタイによる福音書21章

神様を信じる道は、選ばれるものではない

10月31日

「狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そして、そこからはいって行く者が多い」。マタイ7:13

 天国に至る門は狭く、またその道は細いと主は語られます。科学が発達し、また物質的にも豊かなこの時代に、見えない神様を信じて生きていく道は、多くの人に選ばれるものではないでしょう。しかしそのような道だからこそ、信じて求める者に対する神様の慈しみは深く、その祝福と報いとは豊かなのです。(MK)

今日の通読箇所

ハガイ書2章

マタイによる福音書20章

御言には一過性でない癒しの力があります

10月30日

「だから、すべての汚れや、はなはだしい悪を捨て去って、心に植えつけられている御言を、すなおに受け入れなさい。御言には、あなたがたのたましいを救う力がある」。ヤコブ1:21

 人は大なり小なり、心に傷や痛みを抱えて生きています。古から時間が薬と言われますが、それで薄れはしても、消えることなく、かさぶたのように残り続けます。しかし御言には、一過性ではない癒しの力があります。それは私達にとって、心の安らぎ、魂の救いです。(MK)

今日の通読箇所

ハガイ書1章

マタイによる福音書19章

多くのものを蓄えても安心にはなりません

10月29日

「少しの物を所有して主を恐れるのは、多くの宝をもって苦労するのにまさる」。箴言15:16

 人は多くのものを蓄えて、安心を得ようとしますが、それは決して安心にはなりません。ものが多ければ、それだけ不安になります。しかし、主が与えられるものをもって、満ち足りているなら、これに勝る幸いはありません。あなたは何をもって安心を得ようと思われますか。(KE)

今日の通読箇所

ゼパニヤ書3章

マタイによる福音書18章

主の言葉は命を与え正しき道に導かれます

10月28日

「あなたのみ言葉はいかにわがあごに甘いことでしょう。蜜にまさってわが口に甘いのです」。詩篇119:103

 言葉ほど摩訶不思議なものはありません。言葉によって人は変幻自在に動かされます。それ故、聞く言葉を選ばねばなりません。うっかり聞いた言葉が、あなたの心を奈落の闇に突き落とすでしょう。しかし、主の言葉は命を与え、正しき道に導かれます。今日も、主の言葉を心の内でかみしめながら、その力に満たされてください。(KE)

力がなく、神様に祈るほかなかったのです

10月27日

「われわれはこのように攻めて来る大軍に当る力がなく、またいかになすべきかを知りません。ただ、あなたを仰ぎ望むのみです」。歴代志下20:12bc

 ユダ国の王、ヨシャパテは敬虔な、神様を恐れる人でした。ところが、三国合同の敵が攻めてきました。ユダ国には戦う戦力がなく、ただ神様に祈るほかなかったのです。神様は祈りに答えて、不思議なことを起して勝利させてくださいました。今も主はあなたの切なる祈りに思いがけない手段と方法で必ず答えてくださいます。(KE)

今日の通読箇所

ゼパニヤ書1章

マタイによる福音書16章