キリストはどのような境遇でも変わらない

11月10日

「北風よ、起れ、南風よ、きたれ。わが園を吹いて、そのかおりを広く散らせ」。雅歌4:16ab

 「北風」は悲しみ、憂い、不安、心配などによって、暗い日々を送る時の事。また「南風」とは穏やかな心地よい明るい日々のことです。北風であろうと、南風であろうと、どのような境遇にあっても、変わらないキリストの香りを香らせたいものです。今日もそのためにこの世に遣わされているのです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇78篇

テサロニケ人への第一の手紙3章

聖霊は今あなたと共におられます

11月9日

「わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう」。ヨハネ16:7ab

 イエス様は天に昇られました。わたしたちに助け主(聖霊)を送るよう、父なる神様に願って下さるためです。実際そのとおりになり、聖霊は今あなたと共におられます。それはキリストの霊、すなわち「御霊」であり、神様の力です。それはまたイエス様の身代りであり、いつでも私たちを助けてくださいます。(KE)

今日の通読箇所

詩篇77篇

テサロニケ人への第一の手紙2章

生ける主につながらなければなりません

11月8日
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる」。ヨハネ15:5

 よみがえった主と共に生きるとは、生ける主につながらなければなりません。いわば接ぎ木されるのです。接ぎ木するにはそれぞれの新しい切り口に密着させ、固く縛っておくと、やがて全く一つになります。私たちもキリストに接がれ、全く同じものとなります。その結果、実を豊かに結ぶのです。(KE)

今日の通読箇所

詩篇76篇

テサロニケ人への第一の手紙1章

十字架によって私達の罪を無にしたのです

11月7日

「もしわたしたちが、キリストと共に死んだなら、また彼と共に生きることを信じる」。ローマ6:8

 神の御子、キリストは神の位を離れて人の世に降って、十字架に命を断たれてくださいました。それによって私たちの罪咎がすべてを無きものにされたのです。イエス様を信じる時、彼の死は私たちが死んだ者となります。主は後に陰府よりよみがえり、今も生きておられます。彼が生きることによって、われらも生かされるのです。今日も主の命に生かされましょう。(KE)

今日の通読箇所

詩篇75篇

コロサイ人への手紙4章

御言は神様の力で、あなたを造り変える

11月6日

「あなたがたが新たに生れたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変ることのない生ける御言によったのである」。第一ペテロ1:23
 
 どんな種も衆目を集める魅力はありません。しかし、その種には命が潜んでいます。大地に播けば、やがて芽が出て成長し、何倍もの実を結びます。神様の御言も同じです。あなたの心に播かれた御言は神様の力を発揮して、あなたを造り変えるのです。御言の実はあなた自身です。(KE)

今日の通読箇所

詩篇74篇

コロサイ人への手紙3章

因果応報を終わらせたのが、十字架です

11月5日

「悪をもって悪に報いず、悪口をもって悪口に報いず、かえって、祝福をもって報いなさい」。第一ペテロ3:9

 売り言葉に買い言葉、やられたらやり返す。これが世間で認められる正義のようですが、そうである限り、負の連鎖は終わることがありません。この因果応報にとどめを刺したのが、主の十字架です。主はののしられても、罵り返さず、正しいさばきをするかたに一切を委ねておられました。今日も、「我に倣えよ」を私たちの背中を押してくださいます。(KE)

今日の通読箇所

詩篇73篇

コロサイ人への手紙2章

私たちの内に潜んでいるから厄介です

11月4日

「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている」。第一ペテロ5:8

 信仰生活は戦いです。敵は悪魔、サタンです。彼は霊力ですから、目に見えず、声も聞こえません。しかし、彼は常にあなたを神様から引き離し、遠ざけようとします。しかも、外からやってくるものではなく、私たちの内に潜んでいるから厄介です。今日も彼はあなたを狙って攻撃してきます。堅く信仰に立って、主に従い抜いてください。(KE)

今日の通読箇所

詩篇72篇

コロサイ人への手紙1章

神は全ての人の悔い改めを待っています

11月3日

「ただ、ひとりも滅びることがなく、すべての者が悔改めに至ることを望み、あなたがたに対してながく忍耐しておられるのである」。第二ペテロ3:9b

 やがて終末のときが来て、最後の審判を受ける時がくると約束されています。ただその時がいつであるか、だれも知りません。神様はすべての人が悔い改めるのを長く忍耐しておられるのです。だから、今は恵みの時です。ただし、この恵みの時を軽んじてはなりません。常に心引き締めて、主の御心に叶う歩みを努めましょう。(KE)

今日の通読箇所

詩篇71篇

ピリピ人への手紙4章

神様がそれぞれに道を備えているからです

11月2日

「わたしのためにつくられたわがよわい日のまだ一日もなかったとき、その日はことごとくあなたの書にしるされた」。詩篇139:16b

 人が生まれて、その後どのような生涯をたどるか、自分のことながら、さっぱりわかりません。人生設計をやってみますが、計画通りの人生を送ることもできません。なんだか行き当たりばったりのように思われますが、それは自分ではなく、神様がそれぞれに道を備えておられるからです。私たちの人生は神様の作品です。(KE)

今日の通読箇所

詩篇70篇

ピリピ人への手紙3章

神様の為さる事を全て知る事は出来ません

11月1日

「主こそ神であることを知れ。われらを造られたものは主であって、われらは主のものである。われらはその民、その牧の羊である」。詩篇100:3

 神は万物の創造者、また造られたすべてのものを治めておられるかたです。私たちには見えなくとも、牧羊者のごとく、今日も群れの羊たちを導いておられます。しかし、神様の為さることをすべて知ることができません。私たちはただ信頼して、日々、導かれるところへ従って行くことが最善の道です。(KE)

今日の通読箇所

詩篇69篇

ピリピ人への手紙2章