主の愛に圧倒される時、どのような労苦も消えてしまいます

12月19日

「こうして、ヤコブは七年の間ラケルのために働いたが、彼女を愛したので、ただ数日のように思われた」。創世記29:20

ヤコブはラバンの娘、ラケルとの結婚が決まりました。しかし、ラケルと姉レアとが入れ替わっていました。結局、二人を妻にすることになりましたが、そのためにさらに7年間働かされますが、ヤコブはラケルを愛するゆえに、七年間の苦労はわずか数日のように思われました。私たちも、主の愛に圧倒される時、どのような労苦も消えて、またたく間に事は過ぎ去ってしまいます。(KE)

今日の通読箇所

士師記18章

ローマ人への手紙1章

イサクには主が共におられると知ったのです

12月18日

「まことにあなたは主に祝福されたかたです」。創世記26:29b

 イサクの一家は飢饉のためにペリシテ人の地に寄留します。初めのころ、ペリシテ人も好意的でしたが、イサクが豊かになり、栄えるにつれて、その地から追い出そうとします。次々と意地悪をしますが、彼は反撃せず、追われるままに受けて行きます。その結果、ペリシテ人は恐れをなして、イサクと不戦条約を結ぼうとやってきます。イサクには主が共におられると知ったのです。あなたにも主は後ろ盾となって祝福してくださいます。(KE)

今日の通読箇所

士師記17章

使徒行伝28章

過去を振り返って慕う心は、今を生きる命を失います

12月17日

「しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった」。創世記 19:26

 ソドムとゴモラは神様を畏れず、暴虐と悪がはびこる地となったので、神様はこれらの町を滅ぼすことにしました。その地にいたアブラハムの甥、ロトの家族を滅びから助けようと、み使いを遣わしますが、ロトの妻は逃げる途中、振り返ります。彼女には滅びゆく街での生活を慕う未練があったのです。その結果、妻は塩の柱になります。神様の命が失われたのです。過去を振り返って慕う心は、今を生きる命を失います。今を感謝し、喜ぶことがすべてです。(KE)

今日の通読箇所

士師記16章

使徒行伝27章

満足せず思い煩っている姿に神様はがっかりされます

12月16日
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である」。マタイ6:34

人が思いわずらうことを、神様はもっとも嫌われます。なぜなら、神様は私たちの造り主であるばかりか、限りない愛を注いでくださっているからです。今日も、あなたの必要なものはすべて備えておられます。それに満足せず、不平、不満で、思い煩っている姿に神様はがっかりされます。心低くして、思い煩いに代えて、神様に感謝する毎日を送りましょう。(KE)

今日の通読箇所

士師記15章

使徒行伝26章

人からの賞賛は、神様の報いを得ることができないのです

12月15日
「あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな」。マタイ6:3

善行功徳を積むことは、立派な行いですが、人からの賞賛や栄誉を期待する場合が多くあります。イエス様はあなたの行いを見ているから、他人に吹聴することをやめよと言われます。人からの賞賛を得てしまうと、神様からの報いを得ることができないからです。主は隠れたわざを見ておられます。(KE)

今日の通読箇所

士師記14章

使徒行伝25章

備えを怠るなら、まことに愚かな者と言うほかありません

12月14日
「だから、目をさましていなさい。その日その時が、あなたがたには分からないからである」。マタイ25:13

人はこの世にいつまでも残る者ではありません。同時に、天も地も、その間にあるすべての存在するものは失われ、消え去る時が来ます。これは確かな事でありながら、何時その時がくるのか、誰も知りません。終末の時が分からないから、無い事のように思い、その時の備えを怠るなら、まことに愚かな者と言うほかありません。〝明日死すとも悔いなし″と言える生き方をしてください。(KE)

今日の通読箇所

士師記13章

使徒行伝24章

神のカタチが刻印されている私たちは神様のものなのです

12月13日
「するとイエスは言われた、『それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい』」。マタイ22:21b

税金を納めるべきかどうか、パリサイ人が主に問いました。そのとき、主は貨幣には誰の肖像が彫られているかと尋ねました。そこには皇帝カイザルの像が彫られています。人には神のカタチが刻印されています。すなわち、私たちは神様のものなのです。あなたは神様のものですが、それを勝手に自分のものにしているのでは?(KE)

今日の通読箇所

士師記12章

使徒行伝23章

サタンは常に神様を忘れさせようとします

12月12日
「イエスは振り向いて、ペテロに言われた、『サタンよ、引きさがれ。わたしの邪魔をする者だ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている』」。マタイ16:23

イエス様の愛弟子であるペテロすらサタンに支配されます。サタンは常に私たちの内外かまわずうろついて、私たちに働きかけます。私たちを神様から遠ざけ、神様を忘れさせようとします。今、あなたの心にもサタンは潜んでいて、神様の愛から離れさせようと狙っています。ご用心あれ。(KE)

今日の通読箇所

士師記11章

使徒行伝22章

見ないで主の言葉の通りになると信じるのが信仰です

12月11日
「そして、行く途中で彼らはきよめられた」。ルカ17:14b

重い皮膚病に侵された10人の病者が、イエス様に「癒してください」と懇願しました。主は「祭司にみせなさい」と言われる。その病の癒しを宣言するのは祭司の務めです。彼らはまだ具体的な癒しのしるしを見てはいませんが、主の言葉を信じて、祭司のところに出かけます。人は結果を見て信じようとしますが、見ないで主の言葉の通りになると信じるのが信仰です。彼らが信じて出かけたところ、途中で癒されました。信じた者勝ちです。(KE)

今日の通読箇所

士師記10章

使徒行伝21章

神様は私たちを知りつくしています

12月10日
「わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる」。イザヤ55:8

神様と人との関係はあまりに離れているゆえに、人が神様のすべてを知りつくすことはできません。人にとって、神様は不可解そのものであります。一方、神様は私たちを知りつくしています。神様の目に隠せるものは何もありません。すべてのものが青天白日の下に露わになっています。ですから、神様の為さることが分からないのは当然のことだと、覚悟すべきです。(KE)

今日の通読箇所

士師記9章

使徒行伝20章