僕に徹した忍耐に酬いてくださいました

4月24日

「わたしは、つえのほか何も持たないでこのヨルダンを渡りましたが、今は二つの組にもなりました」。創世記32:10b

 ラバンのもとに身を寄せたヤコブは、20年間にわたってラバンに仕えましたが、神様は僕に徹したヤコブの忍耐にきちんと酬いてくださいました。今、彼は故郷カナンに帰ろうとして、神様の恵みがいかなるものであるかを味わい感謝しています。ヤコブを恵まれた主は、今も変わらず、主に従う者を恵み、報いてくださいます。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 18章

ヨハネの黙示録 7章

四面楚歌でも、天に開かれた道があります

4月23日
「時に彼は夢をみた。一つのはしごが地の上に立っていて、その頂は天に達し、神の使たちがそれを上り下りしているのを見た」。創世記28:12

 ヤコブは兄エサウとの争いの結果、親戚のところへ出かけることとなり、途中で野宿します。そのとき、主の臨在を鮮やかに見せられたのです。荒涼とした荒野にあって、この地にも主の栄光が行き渡っていることの証です。四面楚歌であっても、天に開かれた道があるのです。失望落胆しないで、上を見上げてください。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 17章

ヨハネの黙示録 6章

主の日に御前にたつことができるように

4月22日
「愛する者たちよ。それだから、この日を待っているあなたがたは、しみもきずもなく、安らかな心で、神のみまえに出られるように励みなさい」。第二ペテロ3:14

 主の日は盗人のように突然襲ってくると言われます。そのとき、喜びをもって御前にたつことができるように、日々の生活のなかで、主との交わりを欠かすことなく、聖霊の導きに従い、永遠の命を獲得しましょう。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 16章

ヨハネの黙示録 5章

神様は約束を忘れず、忍耐しておられます

4月21日
「ある人々がおそいと思っているように、主は約束の実行をおそくしておられるのではない」。第二ペテロ3:9a

 万物の終りが来ることは、神様の約束です。ペテロの時代、多くのクリスチャンは終末を待望していましたが、一向にそのしるしが見えないことに失望しました。しかし、神様は約束を忘れたのではなく、ひとりも滅びることがないようにと、ながく忍耐しておられるのです。今は執行猶予のときです。それゆえにこそ、心引き締め、終りの時に備えておきましょう。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 15章

ヨハネの黙示録 4章

信仰も練られなければ役に立ちません

4月20日
「あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである」。ヤコブ1:3

 どんなに優れた創意工夫であっても、言葉だけで終わるなら、絵に描いた餅です。果たして実際どうなのか、試してこそ、真価が現れます。同様に、信仰もまた試練と言うるつぼによって、練り清められなければ役に立ちません。今、あなたが試練にあるなら、神様を信頼して、大いなる結果に至る忍耐を養いましょう。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 14章

ヨハネの黙示録 3章

信仰を全うしようとすると戦いがあります

4月19日
「信仰の戦いをりっぱに戦いぬいて、永遠のいのちを獲得しなさい」。第一テモテ6:12

 イエス様のように父なる神様に信頼する生活は、必ずしも平坦で無難な日々ではありません。主もこの世に在りし日々、様々な攻撃、誘惑など、試練をとおられました。それらに打ち勝って、復活の勝利を得たのです。私たちもこの世にあって信仰を全うしようとするなら、戦いがあります。しかし、戦い抜くなら、永遠の命を頂くのです。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 13章

ヨハネの黙示録 2章

主の名代として世に遣わされているのです

4月18日
「そして、あなたのすることはすべて、言葉によるとわざによるとを問わず、いっさい主イエスの名によってなし、彼によって父なる神に感謝しなさい」。コロサイ3:17

 主の命を代価として救われた私たちは、生きる動機が変わります。私たちは主の名代として世に遣わされているのです。何をするにも、それは主のためであって、あの人この人のためではありません。出来たことがあれば、主に感謝するだけです。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 12章

ヨハネの黙示録 1章

御言葉は植物の種、球根のようなものです

4月17日
「御言には、あなたがたの徳をたて、聖別されたすべての人々と共に、御国をつがせる力がある」。使徒20:32b

 聖書の言葉、御言葉は植物の種、球根のようなものです。土に埋めて、しばらくすると命が芽生えてきます。同様に、御言葉を心という大地に埋めておくと、命が働き始めます。やがて時が来て、神様の恵みが心を清め、思いを変えて、自分でないものが現れてきます。あなたの内なるものを新しくしてしまいます。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 11章

ユダの手紙

何よりも神様と共にある事こそが幸いです

4月16日
「わたしは主に言う、『あなたはわたしの主、あなたのほかにわたしの幸はない』と」。詩篇16:2

 私たちは何をもって自分の幸いというでしょうか。経済的に恵まれ、家族に愛され、日々何事もなく、穏やかに過ごせることを幸せとする人が多いのではないでしょうか。ダビデは何よりも神様と共にあることこそ幸いと告白します。そのために全身全霊をつくして、常に主を前に置いての生涯でした。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 10章

ヨハネの第三の手紙

へりくだる者に恵みを給う

4月15日
「人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、人の子は何者なので、これを顧みられるのですか」。詩篇8:4

 ダビデは名もない羊飼いの息子として生まれましたが、兄弟が多くて無きに等しい存在でした。思いがけない神様の選びによって、イスラエル王国の王位にまで登ります。彼はどんな境遇に置かれても、神様の前に自分を常に低く、謙遜な生き様を全うしました。まさに「へりくだる者に恵みを給う」と言われる通りに。(KE)

今日の通読箇所

歴代志 上 9章

ヨハネの第二の手紙