7月16日
「王はその軍勢の多きによって救を得ない。勇士はその力の大いなるによって助けを得ない」。詩篇33:16
国を守るために王が頼むところは軍の力、それは兵士の数であったり、軍馬や素朴な戦闘車の数でした。そのため、敵より一層多くの軍勢を得ることが勝利だと思われたのです。しかし、万物を支配なさる神様は、王を立て、国を亡ぼす力ある方です。頼みとする軍勢など無に等しいものです。あなたにとって、なにが頼みとなるものでしょうか。(KE)
今日の通読箇所
7月11日
「なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか」。ルカ6:41
自分のことには寛容で、何ひとつ間違いない者と自認しています。そればかりか、他人の小さな失敗を厳しく咎めやすいものです。同じ過ちをしやすい自分であると認めることによって、お互いに成長することが出来ます。第三者の目で自分の言動を点検する心を持ちたいものです。(KE)
今日の通読箇所
7月10日
「荒野を四十日のあいだ御霊にひきまわされて、悪魔の試みにあわれた」。ルカ4:2a
イエス様は洗礼を受けたのち、荒野へ導かれ、試みに会いました。それはイエス様の信仰をより一層確かなものとすることであり、また私たちの模範となるためです。試練のない人生を願いますが、それだけではひ弱になります。この世にある限り、試練は絶えません。しかし、それによってキリストの姿にまで成長するのです。(KE)
今日の通読箇所
7月9日
「イエスはその話している言葉を聞き流して、会堂司に言われた、『恐れることはない。ただ信じなさい』」。マルコ5:36
会堂司の娘が瀕死の状態でした。イエス様は会堂司の家に出かけますが、その時、すでに亡くなっていました。人々は悲しみ、イエス様の祈りも無駄だとつぶやいている。しかし、主は「聞き流して」と言われています。周囲の人の声、自分のうちに聞こえる声など、様々な声が惑わせます。しかし、大切なのはあなたが信じるところに従って「聞き流す」ことです。(KE)
今日の通読箇所
7月8日
「イエスは彼らを見つめて言われた、『人にはできないが、神にはできる。神はなんでもできるからである』」。マルコ10:27
人はなんでも自分でしなければ納得できません。しかし、残念なことに人は無能無力なものです。できるつもりでも、出来ないことが多くて、苛立ったり、失望したり、なんとも情けない姿をさらしています。主は言われます、「人にはできない」と。「わたしはできない」と認める。あなたにできることがあれば、それは神様のなさったことです。感謝以外にありません。(KE)
今日の通読箇所
7月7日
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう」。マタイ6:34ab
イエス様は事あるごとに「思いわずらうな」と繰り返し語っておられます。なぜなら、思い煩っているとき、その煩いには神様に対する思いが抜けているからです。万物を支配し、供給しておられる神様を信頼すれば、おのずから思いわずらいは消えていきます。親に養育されている子供が、明日のことを心配しているとしたら、親は悲しいのでは?(KE)
今日の通読箇所