疑わないで信じて祈りましょう

「ただ、疑わないで、信仰をもって願い求めなさい。疑う人は、風の吹くままに揺れ動く海の波に似ている」。ヤコブ1:6

 万物の創造者、全能の神に祈り求めることが出来るとは、なんと幸いなことではないでしょうか。しかも出来ない事のない方です。問題は私たちにあります。私たちの祈りを聞いてくださらないのではないかと、神様を疑うのです。そうである限り、神様に触れることが出来ません。今、与えられている問題があるなら、疑わないで信じて祈りましょう。(KE)

今日の通読箇所

レビ記9章

黙示録10章

平穏な時に謙遜出来れば、どんなに幸いなことでしょうか

8月10日
「神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである」。第一ペテロ5:5d

水は高いところから、低いところへと流れます。決して逆にはなりません。それと同じように、神様の恵みも低い方へと注がれるのです。これが恵みの法則です。試練に遭うとき、人は否応ナシに心が低くされます。それは大きな恵みですが、平穏無事な時、謙遜になることが出来れば、どんなに幸いなことでしょうか。今はあなたの恵みの時です。(KE)

今日の通読箇所

レビ記8章

ヨハネの黙示録9章

何よりも私たちが神様に心を向け、信頼することです

8月9日
「さあ、わたしたちは主に帰ろう」。ホセア6:1a

神様はそのひとり子を十字架に処罰するほどに限りない愛をもって私たちを愛しておられます。それゆえにたえず私たちを求めておられるのです。だから、様々な試練・患難を与えなさるのです。日常生活にあって、いろんな問題が与えられるのはまさにそのためです。目の前の事件や問題を解決することも必要ですが、何よりも私たちが神様に心を向け、信頼するものとなることです。(KE)

今日の通読箇所

レビ記7章

ヨハネの黙示録8章

神様に頼ることは麗しい姿です

「イエスは彼らを見つめて言われた、『人にはできないが、神にはできる。神はなんでもできるからである』」。マルコ10:27

 どんなに優れた能力をもっていようと、「人」であるかぎり、限界があります。優秀な人ほどそのことを自覚しています。「身の程を知れ」と言われますが、ただ凡人はそれを認めようとしません。自分を高く評価することは大切ですが、自信過剰は鼻つまみ者です。まずは、人は出来ないと認め、だからこそ神様に頼ることは麗しい姿です。(KE)

今日の通読箇所

レビ記6章

黙示録7章

どれほど自分の願い通りにやってきたでしょうか

「ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい」。ローマ11:33

 神様の考えられること、またその計画、何をとっても人が知りつくすことが出来ません。私たちは自分の人生を生きていると思っていますが、ではどれほど自分の願い通り、思い通りにやってきたでしょうか。これまでの歩みを振り返ると、自分の知らない力に押されて来たように思われます。自らの無知、無能、無力であることを素直に認めようではありませんか。(KE)

今日の聖書通読

レビ記5章

黙示録6章

神様に握られているのですから

8月6日
「われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである」。使徒17:28a

 神様と私たちの関係は、「造り主」と「被造物」と言われることから、神様と相対に向き合ったものと考えやすいものです。そのため、「神様から離れる」などと言います。しかし、実は、神様のうちに存在するものです。逃げることはできません。ならば、神様におんぶにだっこ、とことん持ち運んでいただこうではありませんか。神様に握られているのですから。(KE)

今日の通読箇所
レビ記4章
黙示録5章

主の許に身を置くことが大切です

8月5日
「しかし、無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである」。ルカ10:42ab

 姉のマルタはイエス様をもてなすことに忙しくしていました。妹マリヤは主の足もとに座って話を聞いていたのです。マルタは苛立ってきます。
思い煩いや心配で心が騒ぐ時こそ、マリヤのように、ひとまず離れて主の許に身を置くことが大切です。マリヤはこの時自分に必要なものを求めたのです。それは主の言葉に聞き入ることです。(KE)

今日の通読箇所
レビ記3章
黙示録4章

神様の力に満たされるよう努めましょう

8月4日
「そして群衆に別れてから、祈るために山へ退かれた」。マルコ6:46

 主は休む間もなく、集まった多くの人々の求めに応じていました。そこへバプテスマのヨハネが斬首された知らせがきます。主は大変失望され、悲しみを覚えましたが、心を安んじる時がなかったのです。すべてが終わり、一人になって父なる神様との交わり(祈り)を持たれました。日々、忙しさに追われている私たちも日々の営みから離れて、主との親しい交わりをもって、神様の力に満たされるよう努めましょう。(KE)

今日の通読箇所
レビ記2章
黙示録3章

イエス様に従おうとするとき、必ず摩擦や軋轢が生じます

8月3日
「平和ではなく、つるぎを投げ込むためにきたのである」。マタイ10:34b

 日本人は和をもって貴しとする風潮があります。和気あいあいとした生ぬるい関係にあって、イエス様に従おうとするとき、必ず摩擦や軋轢が生じます。時には、家族が不仲になったり、長年の友情が冷めてしまうかもしれません。しかし、失うものが多くても、主はそれに倍して豊かな恵みを与えてくださいます。恐れず、大胆に主に従いましょう。(KE)

今日の通読箇所
レビ記1章
ヨハネの黙示録2章

主の言葉に忠実に従うことにまさるものはありません

8月2日
「サムエルは言った、『主はそのみ言葉に聞き従う事を喜ばれるように、燔祭や犠牲を喜ばれるであろうか』」。サムエル上15:22a

サウル王はアマレクを滅ぼせとの神様の命に従い、戦いに出て勝利しますが、神様の言葉に全面的に従うことが出来なかったのです。アマレクの王アガグを生かし、肥えた家畜を多数分捕りました。神様に対する中途半端な姿勢に対して、祭司サムエルが指摘しました。犠牲捧げたり、献身的に尽くそうとも、主の言葉に忠実に従うことにまさるものはありません。何かできなくても、主の言葉をしっかり信じましょう。(KE)

今日の通読箇所

出エジプト40章

ヨハネの黙示録1章