神様はうろたえ、右往左往してはならないと言われます

2月28日
「あなたがたは立ち返って、落ち着いているならば救われ、穏やかにして信頼しているならば力を得る」。イザヤ30:15

人は予期しない事態や思いがけない出来事に遭遇する時、うろたえます。右往左往して、なんとか事態を乗り切ろうと焦るのです。しかし、神様はそうであってはならないと言われます。まず、「立ち返る」こと。万物の創造者、神様が居ますことと、自分が非力な造られた者に過ぎないことを認めるのです。そうする時、神様を中心に据えた心の秩序が整います。その結果、神様の不思議な力を体験することができます。(KE)

長寿は幸福とはなりません

「罪びとで百度悪をなして、なお長生きするものがあるけれども、神をかしこみ、み前に恐れをいだく者には幸福があることを、わたしは知っている」。伝道8:12

長生きすることが幸せだと思い、どんな手段を使ってでも長生きを願う人がいます。しかし、長寿は幸福とはなりません。たとい短命であっても、幸福だったと満足できる人生ほど幸せはありません。幸せを感じさせるものは神様によってあたえられるものです。(KE)

何遍同じことを祈ろうとも主は聞いてくださるのです

2月26日
「主よ、朝ごとにあなたはわたしの声を聞かれます」。詩篇5:3

人は話を繰り返されるとうんざりします。“またその話か”と言われそうですが、主はわたしたちの祈りを忍耐強く聞いてくださいます。何遍同じことを祈ろうとも主はけっして拒むことなく、新鮮な思いを持って聞いてくださるのです。「朝ごとに」とはそのようなことです。ですから、気がかりなことがあるならば、何度でも祈り、心に安心が得られるまで繰り返し祈りましょう。主は聞いてくださいます。(KE)

これからの行く末も神様は備えています

2月25日
「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ」。伝道12:1

人は自分の力で生まれてきたのではありません。神様によって造られた者です。ただ造っただけで、後は勝手にせよというのではもちろんありません。造った方は、最後まで面倒を見てくださいます。今日も「生きよ」と、あなたに健康を与え、住まいを備え、雨を降らせ、陽を照らして、日々の糧を満たしておられます。これからの行く末も神様は備えています。浅はかな知恵で事を図らず、神様の創造の御業に自らをゆだねようではありませんか。(KE)

愚かな者の心を変えることが出来ません

2月23日
「愚かな者をうすに入れ、きねをもって、麦と共にこれをついても、その愚かさは去ることがない」。箴言27:22

聖書にもこんな愉快な言葉があります。「愚かな者」とは神様を認めようとしない人のことです。どんなことをしても、愚かな者の心を変えることが出来ません。それほど人は頑固です。イエス様を売ったユダはまさに愚かな者でした。彼ははっきりあなたが私を裏切ると言われながら、平気で悪行をやり遂げます。まことに救いがたい愚か者と言えます。(KE)

賛美することによって、喜びに満たされるからです

2月22日
「しかしイスラエルのさんびの上に座しておられるあなたは聖なるおかたです」。詩篇22:3

信仰生活にあって、祈りや聖書を読むことは不可欠なことですが、さらにもう一つ大切なのは主を賛美する、歌うことです。私達は事あるたびに賛美します。クリスチャンは人が死んだ葬儀でも歌っていると驚かれたことがあります。賛美することによって、心に主の霊が注がれ、力に満たされ、悲しみも、恐れも、不安も取り除かれて、喜びに満たされるからです。あなたも賛美してください。(KE)

相手の気に入るような言動に終始するでしょう

2月21日
「わが岩、わがあがないぬしなる主よ、どうか、わたしの口の言葉と、心の思いがあなたの前に喜ばれますように」。詩篇19:14

今日、あなたは誰に喜ばれようとしていますか。この詩篇の記者ダビデは神様に喜ばれることを願いました。私達が人に喜ばれようとするとき、自分を偽り、相手の気に入るような言動に終始するでしょう。その結果、自分の中にどす黒い感情が溜まってきます。一方、神様に喜ばれる歩みをするとき、心は澄み、曇りのないものとなります。(KE)

自信のない彼が頼りとしたのは神様だけです

2月20日
「神よ、わたしをお守りください。わたしはあなたに寄り頼みます」。詩篇16:1

これはダビデ王が詠った詩の一節です。彼は無名の羊飼いでした。神様の選びによってイスラエル王国の王となりました。自信のない彼が頼りとしたのは神様だけで、自分の能力や、支えてくれる仲間たちでもなかった。彼は神様だけに信頼し、その顧みを願ったのです。今日もあなたが人を頼まず主に信頼するなら、大いなる祝福を得ることが出来ます。(KE)

神様はあなたの「心のうち」を見ておられます

2月19日
「愚かな者は心のうちに、『神はない』と言う」。詩篇14:1

愚かな者とは学校の成績が良いとか、悪いとかに関係はありません。たとい、学業成績優秀で、品行方正であろうと、神様を認めて、畏れ尊ぶ人でなければ、人格円満な人にはなれません。神様はあなたの「心のうち」を見ておられます。どんな境遇に置かれようとも、常に神様を敬い、神様を愛するなら、その人は神様にも、人にも尊ばれ敬われます。人生の勝利者とはそのような人のことではないでしょうか。(KE)

ひとたび口にした言葉は取り消しが利きません

2月18日
「わが岩、わがあがないぬしなる主よ、どうか、わたしの口の言葉と、心の思いがあなたの前に喜ばれますように」。詩篇19:14

「口は災いの元」とも言われます。確かに、争いごとは言葉によって引き起こされます。また、ひとたび口にした言葉は取り消しが利きません。まさに「覆水盆に返らず」です。それゆえに時と場合を選び、それにふさわしい言葉を、と願いますが、自分の力ではできません。感情や情動に左右され、願わない結果になります。そうならないために、聖霊の力によって自分の心と思いを支配していただくほかないのです。(KE)