どんな困難も積極的に受けて生きようではありませんか

10月23日
「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました。」詩篇119:71

苦しみに会うことは嫌なことですが、人はそれを受けることによって知恵を得ることも確かです。人が人としての生き方をしなければ、生きる値打ちがありません。楽な道、事のない人生ほど味気ないものはないでしょう。どんな困難であっても、その中で、自分が創造の目的に適うよう造りかえられることを願い、積極的に受けて生きようではありませんか。(KE)

人生での決断は、不安と恐れが伴うのです

10月22日
「わたしたちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである。」第二コリント5:7

生きることは常に選択と決断が求められます。熟知していること、経験したことであれば、自信をもって容易に決断できますが、人生での決断は、未知なこと、不明なことについて下さねばなりません。だから、不安と恐れが伴うのです。しかし、神様の存在と力、神様の業を信じて踏み出すとき、あなたは確かな安心と望みを得られます。これが信仰に歩むことです。(KE)

今を最善と信じなければ、恵みのときはほかにありません

10月21日
「見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である。」第二コリント6:2

人に許されている時は「今」しかありません。過去の時は過ぎ去ったものです。未来の時はまだ不確定です。果たしてその時に生きているかどうかわかりません。常に、“いま”という時の中に生きているのです。最悪と思われても、今を最善と信じなければ、恵みのときはほかにありません。過去を振り返ってあこがれても虚しいことです。いつも、「今」を自覚して、感謝し、喜ぼうではありませんか。(KE)

人の真価を問われるのは、むしろ心地よい称賛によります

10月20日

「るつぼによって銀をためし、炉によって金をためす、人はその称賛によってためされる。」箴言27:21

金銀は高熱の炉によって精錬され、朽ちない貴金属に仕上げられます。人の真価を問われるのは、艱難や困難に遭うことではなく、むしろ心地よい称賛によります。多くの人から褒められて、お天狗になり、努力を忘れ、自堕落になる人がいます。それだけの値打ちというだけのことです。逆に、ますます謙遜になり、精進するものはいよいよ尊ばれる事になります。(KE)

主があなたに与えようとしておられることは何でしょうか

10月19日
「どうか、わたしたちのうちに働く力によって、わたしたちが求めまた思うところのいっさいを、はるかに越えてかなえて下さることができるかたに、…」エペソ3:20

私たちは自分の浅はかな知恵・知識で考え得ることが、最善にして最高だと確信しています。しかし、神様は人の思うところ、願うところよりも、もっと想像のつかない事を備えてくださる方です。主があなたに与えようとしておられることは何でしょうか。神様に期待することほど、幸いなことはありません。(KE)

あなたがどのように信じるかにかかっているのです

10月18日
「まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。」ガラテヤ6:7

天に向かってツバキをすれば、自分の顔に落ちてくるのは理の当然、神様の法則だからです。神様がいらっしゃるかどうか分からないという人にはそのように対処なさるでしょう。神様を畏れ、敬うものには同じくそのように報いて下さいます。あなたがどのように信じるかにかかっているのです。今日どのような実を刈り取るでしょうか。(KE)

口から出るものは人格を貶める結果になります

10月17日
「口にはいるものは人を汚すことはない。かえって、口から出るものが人を汚すのである。」マタイ15:11

イエス様の言葉は実に巧妙にして核心をついています。この聖言も真理です。口に入るものはその人の腹に入り、やがて厠へ出てしまいます。それは人を傷つけ、汚すことはありません。口から出るものは心から出てきて、大言壮語で人を欺き、中傷し、淫らな思いを投げかけ、神様を冒涜し、聞く人の心を汚して、人格を貶める結果になります。(KE)

神様に期待するとき、何が起こるか楽しみです

10月16日
「見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。」イザヤ43:19

神様がなさる業をすべて知り尽くすことはできません。そればかりではなく、神様のなさることは千変万化、一つとして同じものはありません。神様に期待するとき、何が起こるか、むしろ楽しみです。荒野に多くの人々のために大路が造られ、砂漠を変えて緑の沃野に変えるほどの驚くべきことをなさるからです。(KE)

真実な自分を取り戻すには、苦しみにあうことが最善です

10月15日
「神は苦しむ者をその苦しみによって救い、彼らの耳を逆境によって開かれる。」ヨブ36:15

世には様々なものがあって、人の心を迷わせ、目を奪い、自分自身の真の姿すら分からなくなります。そのような虚飾、虚栄を取り去って、真実な自分を取り戻すには、「苦しみ」にあうことが最善です。苦しみの中から、神様を謙遜に求め、真理を聞き分ける心の耳が開かれるからです。苦しみや試練は嫌なことです。しかし、神様の救いを体験することは大きな恵みです。(KE)

最後まで信仰を持ち続けなければ得られません

10月14日
「もし最初の確信を、最後までしっかりと持ち続けるならば、わたしたちはキリストにあずかる者となるのである。」ヘブル3:14

信仰生涯は必ずゴールがあります。そこで栄光を受ける望みを抱いて、地上の旅路を進むのです。そのためには最後まで信仰を持ち続けなければ得られません。耐え忍んでゴール手前に来ても、そこで信仰を捨てるなら、全てが無になります。時には苦しくて信仰を放棄したいと思うことがあるでしょう。しかし、最後まで信仰を持ち続けましょう。(KE)