神様への怒りが人に向かうのです

1月16日
「カインは弟アベルに言った、『さあ、野原へ行こう』。彼らが野にいたとき、カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した」。創世記4:8

アダムとエバの子供たちは成長し、カインは農耕者、アベルは狩猟者となり、やがてそれぞれの供え物を神様に捧げます。神様はアベルの供え物を顧みて、カインの捧げものを顧みませんでした。カインは神様のなさることに憤り、その結果弟アベルを殺します。カインがアベルを殺害する理由はなにもありません。神様への怒りが人に向かうのです。万物は神様の御手にあり、御心のままに行われていることを認めなければなりません。
(KE)

主の祝福と恵みを得るには私達のくつを脱げと命じられます

1月15日
「足からくつを脱ぎなさい。あなたが立っているその場所は聖なる地だからである」。出エジプト3:5

イスラエルの民をエジプトから解放するために、モーセを指導者として任命しました。足からくつを脱ぐとはしもべとなり、徹底して神様に従うためです。それが神の民がカナンの地の祝福を受ける秘訣です。今も、主の祝福と恵みを得るには私達のくつを脱げと命じられます。自己中心の思い、過去の経験則、世のしきたり、我利我欲などなど、なんと多くのくつを履いていることか。(KE)

主が共におられるから、大勇士なのです

1月14日
「大勇士よ、主はあなたと共におられます。」士師記6:12

ギデオンに神様が語られた言葉ですが、今日、主があなたに確信して欲しいと願っていることでもあります。あなたは「大勇士」ではないでしょうが、主が共におられるから、大勇士なのです。自分は弱く、力なく、何もできなくても、大丈夫。主があなたと共におられます。うれしいではありませんか。(KE)

相手の立場になりきる愛がなければできません

1月13日
「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。」ローマ12:15

これはすばらしい言葉です。自分もこうありたいと思いますが、しかし、このように出来るでしょうか。どんな美しい言葉でも、行えないなら、絵に描いた餅にすぎません。共に喜び泣くには、自分を捨てて、相手の立場になりきる愛がなければできません。主の十字架を見上げて、主のご愛に応えましょう。(KE)

あなたに神様が命じておられることは何でしょうか

1月12日
「ノアはすべて神の命じられたようにした。」創世記6:22

大洪水の滅びから救われたノアが神様の恵みにあずかった秘訣はこの言葉に尽きます。今日、あなたが祝福と救いを受ける道もここにあります。あなたに神様が命じておられることは何でしょうか。神様が語っておられる言葉に耳を傾け、それに従ってください。(KE)

あなたの一日は何を土台としていますか

1月11日
「わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう。」マタイ7:24

家を建てようとする人は地盤の堅固な所を選びます。そうでなければ、家は長続きしません。人生も同じことです。あなたの一日は何を土台としていますか。世の習慣・しきたり、人の言葉に信頼する限り、失望に終ります。キリストの言葉を信じて、その上に一日の生活を築いてください。(KE)

神様は全てをご存知であることを信じましょう

1月10日
「死んだはえは、香料を造る者のあぶらを臭くし、少しの愚痴は知恵と誉よりも重い。」伝道10:1

どんなに犠牲・献身をして事をなしても、最後に一言愚痴ったり、つぶやいたりすれば、それまでの努力や勤勉は一瞬にして無に帰してしまいます。そうならないためには、人からの賞賛、誉、報いを期待しないで、神様からの報いを望むことです。人がどのように評価しようと、神様は全てをご存知であることを信じましょう。気づかないうちに、つい愚痴やため息が出てきます。(KE)

怒りのために罪を犯しては正しいこととは言えません

1月9日
「怒ることがあっても、罪を犯してはならない。憤ったままで、日が暮れるようであってはならない。」エペソ4:26

怒ること、憤ること自体は必要なことでもありますが、そのために罪を犯すようであれば、神様の前に正しいこととは言えません。憤るときも、何日も続けていることは主がお許しになりません。心をいつも神様のみ手にゆだねて、コントロールしていただきましょう。(KE)

問題の中に顔を埋めていないで神様を求めて下さい

1月8日
「岩の裂け目、がけの隠れ場におるわがはとよ、あなたの顔を見せなさい。あなたの声を聞かせなさい。あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。」雅歌2:14

これは神様からの愛するあなたへの呼びかけです。神様は私達が呼び求め、顔を向けることを願っておられます。下向きになり、悩みや悲しみ、問題の中に顔を埋めていないで、上を見上げ、神様を求めて下さい。愛する人は愛する者の声を聞き、顔を見たいと、切に願うものです。(KE)

あなたが受ける祝福が溢れて、他の人々へ注がれるためです

「悪をもって悪に報いず、悪口をもって悪口に報いず、かえって、祝福をもって報いなさい。あなたがたが召されたのは、祝福を受け継ぐためなのである。」第一ペテロ3:9

神様が人を造られた目的の一つは、人を通して神様の恵み、祝福を注ぐためです。あなたを召して、神様を信じるものとしてくださったのは、あなたが受ける祝福が、溢れて、他の人々へ注がれるためです。どんな人に対しても、惜しみなく祝福を祈って上げようではありませんか。それは神様のみ心ですから。(KE)