ペテロの不真実をあなたも責めることはできません

2月7日

「シモンが言った、『主よ、わたしは獄にでも、また死に至るまでも、あなたとご一緒に行く覚悟です』。」ルカ22:33

 ペテロはイエス様の十字架の死を目前にして勇ましく宣言しましたが、自分の命が危うくなると、一転して主を知らぬと否定します。人の覚悟、決心などはまことに弱く脆いものです。ペテロの不真実をあなたも責めることはできません。後に、ペテロは主の深い大きな愛に触れて、キリストのために殉教する者となりました。愛はあなたを変えます。(KE)

神様をすら呪うあなたのための祈りでもあります

2月6日

「そのとき、イエスは言われた、『父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです』。」ルカ23:34

 イエス様がご自分を十字架に釘付ける者たちのために祈る執り成しの祈りです。これは昔のことではありません。神様を畏れず自分を神のごとき者として、怒りとつぶやき、神様をすら呪うあなたのための祈りでもあります。主はご自分の命を捨てて、あなたに向けられた神様の怒りと罰を、今日も、執り成しておられます。このゆえに今日も赦され、生かされているのです。(KE)

事態の目的や意味が分からないで、なぜと問うことがあります

2月5日

「イエスは彼に答えて言われた、『わたしのしていることは今あなたにはわからないが、あとでわかるようになるだろう』。」ヨハネ13:7

 この世のすべての事は神様がなさることです。神様の思い、考え、計画を知り尽くせないゆえに、しばしば、事態の目的や意味が分からないで、どうして、なぜ、と問うことがあります。しかし、今、そのわけが分からなくても、神様は最善をしてくだると信じていくとき、やがて主の深いご愛のみ旨を悟り、感謝する者となります。(KE)

よみがえったイエス様がわたしを生かして下さっていると確信します

2月4日

「生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。」ガラテヤ2:20

 力に満ちた言葉です。自分で生きるのではありません。キリストによって生かされるのです。主の十字架の死を自分がそこに死んだものとして信じるとき、今、生きているのが自分ではなく、よみがえったイエス様がわたしを生かして下さっていると確信します。主に生かされていることを信じるとき、恐れ、不安、失望、悲しみなどは消えてしまいます。(KE)

種がいつまでも種のままである限り、実は稔りません

2月3日

「よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。」ヨハネ12:24

 麦の種が地に埋められ、分解して、その姿が失われるとき、新しい芽が芽生え、やがて実を豊かに結びます。種がいつまでも種のままである限り、実は稔りません。イエス様の十字架の死とよみがえりを自分のことと信じて生きるとき、私たちは新しく生かされて生きるのです。(KE)

神様を信じるとは、まさにその現実の中に、主が働いておられると信じ続けることです

「主は正義と公平とを愛される。地は主のいつくしみで満ちている。」詩篇33:5

「主は正義と公平とを愛される。地は主のいつくしみで満ちている。」詩篇33:5

 現実の世界を見ると、この言葉に疑いを抱かざるをえません。どこに「正義と公平」が、「いつくしみ」があるでしょうか。確かに、見える状況や境遇はその通りですが、神様を信じるとは、まさにその現実の中に、主が働いておられると信じ続けることです。主のわざの結果は、今見ることが出来なくても、やがて明らかにされます。それを先取りして、「いつくしみ」が満ちていると確信するのです。(KE)

困難に出会うことはイヤなことですが、現実には避けて通ることが出来ません

2月1日

「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました。」詩篇119:71

  苦しみや悩み、困難に出会うことはイヤなことです。そんなものは無ければいいと思います。しかし、現実には避けて通ることが出来ません。一体、何故にそのような患難を受けるのでしょうか。無意味で、無駄で、役立たない時間を過ごすように思えますが、神様のなさることに無駄はありません。やがて深い意味を悟り、良かったと言えるように神様は導かれます。(KE)

あなたは今日赦されて生かされる者です

1月31日

「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」ヨハネ3:16

 「この世」とはあなたのことです。神様はあなたのために、御子イエス様を世に遣わして、あなたの罪の代償として下さったのです。イエス様をあなたの救い主、主であると信じるとき、永遠の命に生きる事ができます。あなたは今日赦されて生かされる者です。御子の命が注がれた大切な存在である自分を感謝しましょう。(KE)

神様を信じて生きる信仰生活も定年はありません

1月30日

「もし最初の確信を、最後までしっかりと持ち続けるならば、わたしたちはキリストにあずかる者となるのである。」ヘブル3:14

人生に卒業や定年はありません。生きている限り続くものです。同様に、神様を信じて生きる信仰生活も死ぬまで続くものですし、また続けなければ価値がありません。生涯を通して、一つの生き方を貫く事は容易ではありませんが、その結果は計り知れない祝福に満ちたものです。どんな困難にも負けないで信仰に生きる生涯を全うして下さい。(KE)

聖書の言葉によって照らし出される道を踏み外さないように

1月29日

「こういうわけだから、わたしたちは聞かされていることを、いっそう強く心に留めねばならない。そうでないと、おし流されてしまう。」ヘブル2:1

  日々を生きるのは道を歩くようなものです。目的地に向かって、確かなコースをしっかり保って行かなければ失敗します。世には様々な教えがあり、流行があって惑わされやすいものです。聖書の言葉によって照らし出される道を踏み外さないように歩き続けて下さい。そのためにみことばを心にしっかりと置いてください。(KE)